米国株見通し:弱含みか、月末のフローが下押し
[20/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15時30分現在)
S&P500先物 3,608.88(-27.62)
ナスダック100先物 12,213.62(-43.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は270ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。
27日の取引で主要3指数は上昇。ダウは30000ドル台を維持できなかったが、高値圏を維持し37ドル高の29910ドルで取引を終えた。感謝祭翌日の短縮取引で薄商いのなか、新型コロナウイルスのワクチン開発期待による買いが先行。大統領選後の不透明感は残るものの、過度な懸念は徐々に薄れリスク選好度合いは高まりつつある。また、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な金融政策は長期化が見込まれ、株買いを後押しした。
本日は売り先行の見通し。大統領選の通過などで堅調地合いが続いたことから、月末の利益確定売りが見込まれる。今晩発表のシカゴ購買部協会景気指数とダラス連銀製造業活動指数はいずれも前回から伸びが鈍化するとみられ、売りを誘発する要因となりやすい。一方、コロナ新規感染者の増加を受け、大都市での外出制限による景気減速への懸念も下押し要因となろう。ただ、中国の堅調な経済指標が好感されれば、下げは小幅にとどまりそうだ。
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S&P500先物 3,608.88(-27.62)
ナスダック100先物 12,213.62(-43.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は270ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。
27日の取引で主要3指数は上昇。ダウは30000ドル台を維持できなかったが、高値圏を維持し37ドル高の29910ドルで取引を終えた。感謝祭翌日の短縮取引で薄商いのなか、新型コロナウイルスのワクチン開発期待による買いが先行。大統領選後の不透明感は残るものの、過度な懸念は徐々に薄れリスク選好度合いは高まりつつある。また、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な金融政策は長期化が見込まれ、株買いを後押しした。
本日は売り先行の見通し。大統領選の通過などで堅調地合いが続いたことから、月末の利益確定売りが見込まれる。今晩発表のシカゴ購買部協会景気指数とダラス連銀製造業活動指数はいずれも前回から伸びが鈍化するとみられ、売りを誘発する要因となりやすい。一方、コロナ新規感染者の増加を受け、大都市での外出制限による景気減速への懸念も下押し要因となろう。ただ、中国の堅調な経済指標が好感されれば、下げは小幅にとどまりそうだ。
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