注目銘柄ダイジェスト(前場):大有機化、長野計器、三栄建築など
[21/04/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
三栄建築<3228>:1940円(+140円)
大幅続伸。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の31億円から40億円、前年同期比34.2%増に増額。戸建分譲事業において、コロナ禍による住宅需要の高まりから販売が好調に推移したもよう。第1四半期実績では同17.7%増にとどまっていたため、想定以上の上方修正と受けとめられている。据え置きの通期予想に関しても上振れを織り込む動きとみられる。
長野計器<7715>:1109円(+96円)
大幅続伸。新開発した圧力センサがトヨタの燃料電池自動車「MIRAI」に採用されたと発表している。同圧力センサは超高圧状態で蓄圧された水素圧力をはじめ、性能上重要なスタックに供給する水素圧力の監視用途としての機能を担っているもよう。また、今後の燃料電池自動車の普及に対応するため、生産能力も強化していくとしている。水素関連銘柄としての高い位置づけが改めて認識される状況となっているもよう。
大有機化<4187>:4390円(+470円)
急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は15.3億円で前年同期比36.9%増益、上半期計画は22.6億円で同5.1%減益であり、想定以上の好進捗と捉えられている。テレワークやリモート授業などによるディスプレイの需要が好調に推移し、主力の電子材料事業が大幅増益となったほか、化成品事業や機能化学品事業なども3割超のセグメント増益となっている。業績上振れを織り込む動きが強まっているようだ。
アダストリア<2685>:2094円(+107円)
大幅反発。先週末に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比17.8%増、5か月ぶりのプラス転換、19年5月以来の2ケタ増になっている。客数が同12.0%増加したほか、客単価も同5.2%上昇している。緊急事態宣言の解除に伴う客数の回復で、春物商品が順調に売上を伸ばした。前年同月の落ち込みが大きかっただけに想定内の回復ではあるが、目先の安心感が先行する状況となっている。
レノバ<9519>:3335円(-265円)
大幅続落。SMBC日興証券では目標株価を1640円から3300円に引き上げているものの、投資判断は「1」から「2」に格下げしている。20年9月末から21年3月末まで株価は3.3 倍となっており、足元の株価はすでに2030年頃までの成長を織り込んでいると判断のもよう。なお、天候不良による太陽光発電の売電量見通し引き下げなどで21年3月期EBITDAは減額しているものの、22年3月期は苅田バイオマスの連結化反映で従来予想を引き上げ。
エクスモーション<4394>:1540円(+40円)
年初来高値。21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の営業利益を前年同期比46.8%増の0.47億円と発表している。コンサルティング事業でオンラインによるコンサルティング・トレーニングが定着しているほか、企業向けDX人材育成プログラムや実践型ナレッジ提供サービスが寄与した。通期予想は前期比59.8%増の1.42億円で据え置いた。進捗率は33.1%。第1四半期の好調なスタートが評価され、買い優勢で推移している。
メルカリ<4385>:5330円(+50円)
大幅に5日続伸。暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う子会社「メルコイン」(東京都港区)を設立すると発表している。メルコインは暗号資産交換業者の新規登録申請を行う予定で、21年中に事業を開始する。暗号資産事業に取り組むことで「メルカリ」での売上金のビットコインでの受け取り機能提供や「メルペイ」での決済・送金機能の提供など金融サービスの利用環境を構築する。
Tホライゾン<6629>:1318円(+19円)
上場来高値。成形機の金型残留物検知に対応したシステム「MoldCheckEye(モールドチェックアイ)」を発売したと発表している。成形工程で起こる金型固定側への残りや落下ミス、インサート成形の金具位置ズレ・スライドコアの戻り不良などアクシデントによる金型破損を防止する。新製品の需要に期待した買いが入っているほか、同社株の連騰を受けて高値追いの様相となっている。
<ST>
大幅続伸。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の31億円から40億円、前年同期比34.2%増に増額。戸建分譲事業において、コロナ禍による住宅需要の高まりから販売が好調に推移したもよう。第1四半期実績では同17.7%増にとどまっていたため、想定以上の上方修正と受けとめられている。据え置きの通期予想に関しても上振れを織り込む動きとみられる。
長野計器<7715>:1109円(+96円)
大幅続伸。新開発した圧力センサがトヨタの燃料電池自動車「MIRAI」に採用されたと発表している。同圧力センサは超高圧状態で蓄圧された水素圧力をはじめ、性能上重要なスタックに供給する水素圧力の監視用途としての機能を担っているもよう。また、今後の燃料電池自動車の普及に対応するため、生産能力も強化していくとしている。水素関連銘柄としての高い位置づけが改めて認識される状況となっているもよう。
大有機化<4187>:4390円(+470円)
急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は15.3億円で前年同期比36.9%増益、上半期計画は22.6億円で同5.1%減益であり、想定以上の好進捗と捉えられている。テレワークやリモート授業などによるディスプレイの需要が好調に推移し、主力の電子材料事業が大幅増益となったほか、化成品事業や機能化学品事業なども3割超のセグメント増益となっている。業績上振れを織り込む動きが強まっているようだ。
アダストリア<2685>:2094円(+107円)
大幅反発。先週末に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比17.8%増、5か月ぶりのプラス転換、19年5月以来の2ケタ増になっている。客数が同12.0%増加したほか、客単価も同5.2%上昇している。緊急事態宣言の解除に伴う客数の回復で、春物商品が順調に売上を伸ばした。前年同月の落ち込みが大きかっただけに想定内の回復ではあるが、目先の安心感が先行する状況となっている。
レノバ<9519>:3335円(-265円)
大幅続落。SMBC日興証券では目標株価を1640円から3300円に引き上げているものの、投資判断は「1」から「2」に格下げしている。20年9月末から21年3月末まで株価は3.3 倍となっており、足元の株価はすでに2030年頃までの成長を織り込んでいると判断のもよう。なお、天候不良による太陽光発電の売電量見通し引き下げなどで21年3月期EBITDAは減額しているものの、22年3月期は苅田バイオマスの連結化反映で従来予想を引き上げ。
エクスモーション<4394>:1540円(+40円)
年初来高値。21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の営業利益を前年同期比46.8%増の0.47億円と発表している。コンサルティング事業でオンラインによるコンサルティング・トレーニングが定着しているほか、企業向けDX人材育成プログラムや実践型ナレッジ提供サービスが寄与した。通期予想は前期比59.8%増の1.42億円で据え置いた。進捗率は33.1%。第1四半期の好調なスタートが評価され、買い優勢で推移している。
メルカリ<4385>:5330円(+50円)
大幅に5日続伸。暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う子会社「メルコイン」(東京都港区)を設立すると発表している。メルコインは暗号資産交換業者の新規登録申請を行う予定で、21年中に事業を開始する。暗号資産事業に取り組むことで「メルカリ」での売上金のビットコインでの受け取り機能提供や「メルペイ」での決済・送金機能の提供など金融サービスの利用環境を構築する。
Tホライゾン<6629>:1318円(+19円)
上場来高値。成形機の金型残留物検知に対応したシステム「MoldCheckEye(モールドチェックアイ)」を発売したと発表している。成形工程で起こる金型固定側への残りや落下ミス、インサート成形の金具位置ズレ・スライドコアの戻り不良などアクシデントによる金型破損を防止する。新製品の需要に期待した買いが入っているほか、同社株の連騰を受けて高値追いの様相となっている。
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