米国株見通し:上げ渋りか、週末控え調整の売りも
[21/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(14時50分現在)
S&P500先物 4,186.62(-16.88)
ナスダック100先物 13,879.12(-74.38)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。NY原油先物(WTI)は失速し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
29日の取引で主要3指数は堅調。S&Pとナスダックは反発し、ダウもプラスに転じ200ドル超高で34000ドル台に持ち直した。バイデン大統領は議会演説でインフラ投資を柱とした大型追加対策を打ち出し、市場はそれを好感。富裕層向けの増税への懸念はいったん和らいだ。この日発表された1-3月期国内総生産(GDP)は予想を上回る強い内容となり、買いを後押し。重要イベントの無難通過で全般的に買い安心感が広がり、指数を押し上げた。
本日は上げ渋りか。先物は弱含むものの、バイデン政権による政策期待や連邦準備制度理事会(FRB)の緩和政策の長期化観測で、買いが入りやすい地合いが続く。今晩発表の個人消費支出やミシガン大学消費者態度指数は前回から改善が予想され、正常化を先取りした買いが想定される。ただ、今後の回復への思惑で金利高に振れれば、ハイテク株などへの売り材料に。また、来週の雇用統計を見極めようと、取引終盤は週末や月末の売りに押される可能性があろう。
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S&P500先物 4,186.62(-16.88)
ナスダック100先物 13,879.12(-74.38)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。NY原油先物(WTI)は失速し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
29日の取引で主要3指数は堅調。S&Pとナスダックは反発し、ダウもプラスに転じ200ドル超高で34000ドル台に持ち直した。バイデン大統領は議会演説でインフラ投資を柱とした大型追加対策を打ち出し、市場はそれを好感。富裕層向けの増税への懸念はいったん和らいだ。この日発表された1-3月期国内総生産(GDP)は予想を上回る強い内容となり、買いを後押し。重要イベントの無難通過で全般的に買い安心感が広がり、指数を押し上げた。
本日は上げ渋りか。先物は弱含むものの、バイデン政権による政策期待や連邦準備制度理事会(FRB)の緩和政策の長期化観測で、買いが入りやすい地合いが続く。今晩発表の個人消費支出やミシガン大学消費者態度指数は前回から改善が予想され、正常化を先取りした買いが想定される。ただ、今後の回復への思惑で金利高に振れれば、ハイテク株などへの売り材料に。また、来週の雇用統計を見極めようと、取引終盤は週末や月末の売りに押される可能性があろう。
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