米国株見通し:上げ渋りか、根強い緩和縮小観測で
[21/05/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(14時50分現在)
S&P500先物 4,209.62(+10.62)
ナスダック100先物 13,676.75(+11.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は150ドル高。NY原油先物(WTI)は上昇し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
27日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは下げに転じたが、S&Pとともに続伸のダウは141ドル高の34464ドルで取引を終えた。この日発表された経済指標のうち国内総生産(GDP)は予想に反して横ばいとなったが、新規失業保険申請件数は減少傾向を維持し雇用情勢の改善を示した。それ受け、景気敏感株が買われ指数を押し上げた。ただ、その後は長期金利の上昇でハイテク株が売られ、ナスダックはマイナスに転落した。
本日は上げ渋りか。バイデン政権が近く公表する2022会計年度予算は歳出が6兆ドル規模に拡大する見通しで、雇用の拡大などを見込んだ買いが先行しそうだ。引き続き仮想通貨ビットコインの値動きが注目され、下げ渋る展開なら株買いを後押ししよう。一方、今晩発表の米コアPCE価格指数が予想通り強い内容なら、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和縮小に思惑が広がりやすい。また、明日からの3連休を控え、終盤には調整の売りが見込まれる。
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S&P500先物 4,209.62(+10.62)
ナスダック100先物 13,676.75(+11.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は150ドル高。NY原油先物(WTI)は上昇し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
27日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは下げに転じたが、S&Pとともに続伸のダウは141ドル高の34464ドルで取引を終えた。この日発表された経済指標のうち国内総生産(GDP)は予想に反して横ばいとなったが、新規失業保険申請件数は減少傾向を維持し雇用情勢の改善を示した。それ受け、景気敏感株が買われ指数を押し上げた。ただ、その後は長期金利の上昇でハイテク株が売られ、ナスダックはマイナスに転落した。
本日は上げ渋りか。バイデン政権が近く公表する2022会計年度予算は歳出が6兆ドル規模に拡大する見通しで、雇用の拡大などを見込んだ買いが先行しそうだ。引き続き仮想通貨ビットコインの値動きが注目され、下げ渋る展開なら株買いを後押ししよう。一方、今晩発表の米コアPCE価格指数が予想通り強い内容なら、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和縮小に思惑が広がりやすい。また、明日からの3連休を控え、終盤には調整の売りが見込まれる。
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