20日の米国市場ダイジェスト:NYダウ549ドル高、企業の好決算を好感
[21/07/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウ549ドル高、企業の好決算を好感
米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は549.95ドル高の34511.99ドル、ナスダックは223.90ポイント高の14498.88で取引を終了した。昨日引け後に発表されたITサービス、IBM(IBM)の決算が予想を上回るなど企業の好決算を好感し、寄り付き後、上昇。新型コロナ再流行への懸念を受けた売りが行き過ぎとの見方も浮上し、押し目買いに終日堅調に推移し引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、資本財や消費サービスの上昇が特に目立った。家庭パーソナル用品は下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は、映画やショーのコンテンツの自社制作を検討しているとの報道を受けて、上昇。オンライン決済サービスを手掛けるスクエア(SQ)は中小企業向けの銀行サービス事業に着手すると発表し、買われた。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は医療保険会社のユナイテッドヘルス(UNH)との提携を発表し、上昇。さらに、クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は、年末までに乗客人数を収容能力全体の7割近くまで引き上げると発表し、業績回復への期待に買われた。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)は創業者ベゾス氏ら4人が搭乗した宇宙船が、有人飛行に成功し、上昇。一方、先月、創業者ブランソン氏が搭乗した宇宙船の有人飛行を成功させた宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は売られた。
動画配信のネットフリックス(NFLX)は引け後に第2四半期決算を発表。1株利益が予想を下回ったほか、第3四半期の有料会員見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外取引で下落している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:欧米株高を意識してリスクオフの円買い縮小
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円36銭まで下落後、109円96銭まで反発し、109円84銭で引けた。新型コロナウイルス変異株の感染拡大に対する警戒感は行き過ぎとの見方から、欧米株高に連れてリスク選好の円売りが再燃。米国債相場も上下に振れ、長期金利が低下から上昇に転じるとドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1788ドルから1.1756ドルまで下落して1.1782ドルで引けた。ユーロ・円は128円60銭まで下落後、株高を意識して129円49銭まで反発した。ポンド・ドルは1.3572ドルまで下落後、1.3633ドルまで反発した。英国中央銀行による早期利上げ観測後退で、ポンド売りが続いた。ドル・スイスは0.9195フランから0.9233フランまで上昇した。
■NY原油:反発で67.20ドル、欧米株高を意識した買いが入る
NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:67.20 ↑0.85)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比0.85ドルの67.20ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは65.01ドル-67.61ドル。新型コロナウイルス変異株の感染拡大を警戒した売りは一巡し、欧米株高を意識した買いが入った。通常取引終了後の時間外取引で67.61ドルまで買われている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.69ドル +0.76ドル(+2.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 92.32ドル +2.97ドル(+3.32%)
ゴールドマン・サックス(GS)364.76ドル +10.04ドル(+2.83%)
インテル(INTC) 55.24ドル +0.60ドル(+1.10%)
アップル(AAPL) 146.15ドル +3.70ドル(+2.60%)
アルファベット(GOOG) 2622.03ドル +36.95ドル(+1.43%)
フェイスブック(FB) 341.66ドル +4.71ドル(+1.40%)
キャタピラー(CAT) 207.96ドル +4.88ドル(+2.40%)
アルコア(AA) 34.95ドル +3.33ドル(+10.53%)
ウォルマート(WMT) 141.87ドル +0.64ドル(+0.45%)
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米国株式市場は大幅反発。ダウ平均は549.95ドル高の34511.99ドル、ナスダックは223.90ポイント高の14498.88で取引を終了した。昨日引け後に発表されたITサービス、IBM(IBM)の決算が予想を上回るなど企業の好決算を好感し、寄り付き後、上昇。新型コロナ再流行への懸念を受けた売りが行き過ぎとの見方も浮上し、押し目買いに終日堅調に推移し引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、資本財や消費サービスの上昇が特に目立った。家庭パーソナル用品は下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は、映画やショーのコンテンツの自社制作を検討しているとの報道を受けて、上昇。オンライン決済サービスを手掛けるスクエア(SQ)は中小企業向けの銀行サービス事業に着手すると発表し、買われた。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は医療保険会社のユナイテッドヘルス(UNH)との提携を発表し、上昇。さらに、クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は、年末までに乗客人数を収容能力全体の7割近くまで引き上げると発表し、業績回復への期待に買われた。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)は創業者ベゾス氏ら4人が搭乗した宇宙船が、有人飛行に成功し、上昇。一方、先月、創業者ブランソン氏が搭乗した宇宙船の有人飛行を成功させた宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)は売られた。
動画配信のネットフリックス(NFLX)は引け後に第2四半期決算を発表。1株利益が予想を下回ったほか、第3四半期の有料会員見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外取引で下落している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:欧米株高を意識してリスクオフの円買い縮小
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円36銭まで下落後、109円96銭まで反発し、109円84銭で引けた。新型コロナウイルス変異株の感染拡大に対する警戒感は行き過ぎとの見方から、欧米株高に連れてリスク選好の円売りが再燃。米国債相場も上下に振れ、長期金利が低下から上昇に転じるとドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1788ドルから1.1756ドルまで下落して1.1782ドルで引けた。ユーロ・円は128円60銭まで下落後、株高を意識して129円49銭まで反発した。ポンド・ドルは1.3572ドルまで下落後、1.3633ドルまで反発した。英国中央銀行による早期利上げ観測後退で、ポンド売りが続いた。ドル・スイスは0.9195フランから0.9233フランまで上昇した。
■NY原油:反発で67.20ドル、欧米株高を意識した買いが入る
NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:67.20 ↑0.85)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比0.85ドルの67.20ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは65.01ドル-67.61ドル。新型コロナウイルス変異株の感染拡大を警戒した売りは一巡し、欧米株高を意識した買いが入った。通常取引終了後の時間外取引で67.61ドルまで買われている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.69ドル +0.76ドル(+2.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 92.32ドル +2.97ドル(+3.32%)
ゴールドマン・サックス(GS)364.76ドル +10.04ドル(+2.83%)
インテル(INTC) 55.24ドル +0.60ドル(+1.10%)
アップル(AAPL) 146.15ドル +3.70ドル(+2.60%)
アルファベット(GOOG) 2622.03ドル +36.95ドル(+1.43%)
フェイスブック(FB) 341.66ドル +4.71ドル(+1.40%)
キャタピラー(CAT) 207.96ドル +4.88ドル(+2.40%)
アルコア(AA) 34.95ドル +3.33ドル(+10.53%)
ウォルマート(WMT) 141.87ドル +0.64ドル(+0.45%)
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