米国株見通し:下げ渋りか、エネルギー関連に買いも
[21/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(14時50分現在)
S&P500先物 4,569.00(-18.50)
ナスダック100先物 15,639.50(-125.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は50ドル安、NY原油先物(WTI)の戻りは鈍く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
28日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは過去最高値を更新し、反発のダウは239ドル高の35730ドルで取引を終えた。この日発表された7-9月期国内総生産(GDP)速報値はベース効果で大幅に上昇した前回を下回った。ただ、それを受け連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げへの思惑が一服し、株買いが強まった。また、バイデン政権による経済対策への期待感が売りを抑制。好業績期待の買いも継続し、指数を押し上げた。
本日は下げ渋りか。前日決算発表したアマゾンやアップルは想定を下回る内容となり、ハイテク関連は買いづらい地合いに。また、政策決定に影響を与える今晩発表の個人消費支出(PCE)コア価格指数が予想通り前回並みの高水準なら、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け引き締め観測から買いは縮小。半面、企業業績にらみの展開で、原油価格の高水準が続くなか、シェブロンなどエネルギー関連が相場をけん引する可能性があろう。
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S&P500先物 4,569.00(-18.50)
ナスダック100先物 15,639.50(-125.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は50ドル安、NY原油先物(WTI)の戻りは鈍く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
28日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは過去最高値を更新し、反発のダウは239ドル高の35730ドルで取引を終えた。この日発表された7-9月期国内総生産(GDP)速報値はベース効果で大幅に上昇した前回を下回った。ただ、それを受け連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げへの思惑が一服し、株買いが強まった。また、バイデン政権による経済対策への期待感が売りを抑制。好業績期待の買いも継続し、指数を押し上げた。
本日は下げ渋りか。前日決算発表したアマゾンやアップルは想定を下回る内容となり、ハイテク関連は買いづらい地合いに。また、政策決定に影響を与える今晩発表の個人消費支出(PCE)コア価格指数が予想通り前回並みの高水準なら、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け引き締め観測から買いは縮小。半面、企業業績にらみの展開で、原油価格の高水準が続くなか、シェブロンなどエネルギー関連が相場をけん引する可能性があろう。
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