東京為替:ドル・円は反落、外国人の入国制限を嫌気
[21/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日の東京外為市場でドル・円は反落。日経平均株価の下げ幅縮小で円買いが後退すると、ドルは一時113円88銭まで値を上げた。ただ、日本政府の外国人入国禁止の措置を受けた日本株の下げ幅拡大で円買いが再開。早朝に付けた安値を下抜け112円99銭まで失速した。
・ユーロ・円は128円57銭から127円49銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1317ドルから1.1264ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円113円50-60銭、ユーロ・円127円80-90銭
・日経平均株価:始値28,337.96円、高値28,776.34円、安値28,187.12円、終値28,283.92円(前日比467.70円安)
【経済指標】
・特になし
【要人発言】
・岸田首相
「外国人の入国、30日から全世界を対象に中止」
「南アから帰国の邦人もリスクに応じて隔離の措置」
・メクラー・スイス国立銀行総裁
「必要に応じて外為市場に介入する用意が常にできている」
「特定の為替レートや水準を目標としているわけではない」
「経済への影響をみるため、非常に注意深く監視している」
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