個人投資家IPOキムさん:2021年のIPOはジェットコースターのような値動きの1年【FISCOソーシャルレポーター】
[21/12/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家IPOキムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年12月20日9時 に執筆
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IPO投資のブログを15年程度運営しているIPOキムです!2021年は日経平均3万円を超え約30年ぶりの高値となりました。2020年は新型コロナウイルス感染症による世界的な暴落となり、その後、急激に持ち直し今年は投資市場が活況だったと言えそうです。
IPO市場に関しては2021年2月に上場したQDレーザー<6613>から始まり、好調な初値を記録しています。ただ結果的に上場数が多い年となり、これまでの高パフォーマンスを維持できなくなっているように思います。
事前評価が高い銘柄でも初値が軟調だったり、公開価格割れとなるケースも増えつつあります。
コロナ禍で上場を先送りしていた企業の上場、さらに東証再編のため前倒しで上場しているとも言われています。個人投資家には少し迷惑な環境だったかもしれません。
また、12月に上場する企業が32社にのぼり、資金が向かわず公開価格割れとなる銘柄も出てきています。事前評価が高かった銘柄の初値も低くIPO市場だけを考えると上場数が多くなると、初値パフォーマンスが下がり、良い環境等は言えないようです。
過去を振り返れば2000年に204社の上場を記録しています。今の地合いで200社以上の上場はかなり難しいと感じますが、そんな時代もあったようです。今年は120社以上が上場することになっています。
騰落率で高値を確認すると2月に上場したアピリッツ<4174>が公開価格1,180円に対して5,600円と最もパフォーマンスが良い結果となっています。公開価格の4.75倍になります。
個人的には今年も利益が出ているため満足していますが、IPOのパフォーマンスが直近で悪くなり、初値が上昇しにくくなっていることが気がかりです。上場数が多くなっただけの影響ではないかもしれません。
コロナ禍により上場を延期していた微妙な銘柄が12月に集中したとも考えられますが、なんでもIPOなら儲かる時代は過ぎたように思います。
執筆時点では12月上場ラッシュの初値結果を全て知ることはできませんが、個人的には何とも言えない終わり方だと感じます。
IPOの数が増え、当選しやすい環境でも初値パフォーマンスが低い状況が続くのであれば、人気投資としての役目を終える可能性があるかもしれません!
IPOも長年取り組んでいれば波があると実感できます。ジェットコースターのように人気が乱高下するときがあるため、現在は下に向かっている状況なのでしょう。来年になれば新しい資金が向かい人気投資として期待できるかもしれません。
コロナ禍というイレギラーな環境でもIPO投資は利益を出せるチャンスがあります。以前のようにIPOに当選したら大きな利益が得られる環境が戻ってくることを願っています。
投資には様々な商品が存在しますが、例年に比べると2021年の下半期のIPO投資は盛り上がりに欠ける状況だったと思います。
東証の市場区分見直しが2022年4月04日から行われるとありこちらにも期待したいと思います。
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執筆者名:IPOキムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記
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※2021年12月20日9時 に執筆
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IPO投資のブログを15年程度運営しているIPOキムです!2021年は日経平均3万円を超え約30年ぶりの高値となりました。2020年は新型コロナウイルス感染症による世界的な暴落となり、その後、急激に持ち直し今年は投資市場が活況だったと言えそうです。
IPO市場に関しては2021年2月に上場したQDレーザー<6613>から始まり、好調な初値を記録しています。ただ結果的に上場数が多い年となり、これまでの高パフォーマンスを維持できなくなっているように思います。
事前評価が高い銘柄でも初値が軟調だったり、公開価格割れとなるケースも増えつつあります。
コロナ禍で上場を先送りしていた企業の上場、さらに東証再編のため前倒しで上場しているとも言われています。個人投資家には少し迷惑な環境だったかもしれません。
また、12月に上場する企業が32社にのぼり、資金が向かわず公開価格割れとなる銘柄も出てきています。事前評価が高かった銘柄の初値も低くIPO市場だけを考えると上場数が多くなると、初値パフォーマンスが下がり、良い環境等は言えないようです。
過去を振り返れば2000年に204社の上場を記録しています。今の地合いで200社以上の上場はかなり難しいと感じますが、そんな時代もあったようです。今年は120社以上が上場することになっています。
騰落率で高値を確認すると2月に上場したアピリッツ<4174>が公開価格1,180円に対して5,600円と最もパフォーマンスが良い結果となっています。公開価格の4.75倍になります。
個人的には今年も利益が出ているため満足していますが、IPOのパフォーマンスが直近で悪くなり、初値が上昇しにくくなっていることが気がかりです。上場数が多くなっただけの影響ではないかもしれません。
コロナ禍により上場を延期していた微妙な銘柄が12月に集中したとも考えられますが、なんでもIPOなら儲かる時代は過ぎたように思います。
執筆時点では12月上場ラッシュの初値結果を全て知ることはできませんが、個人的には何とも言えない終わり方だと感じます。
IPOの数が増え、当選しやすい環境でも初値パフォーマンスが低い状況が続くのであれば、人気投資としての役目を終える可能性があるかもしれません!
IPOも長年取り組んでいれば波があると実感できます。ジェットコースターのように人気が乱高下するときがあるため、現在は下に向かっている状況なのでしょう。来年になれば新しい資金が向かい人気投資として期待できるかもしれません。
コロナ禍というイレギラーな環境でもIPO投資は利益を出せるチャンスがあります。以前のようにIPOに当選したら大きな利益が得られる環境が戻ってくることを願っています。
投資には様々な商品が存在しますが、例年に比べると2021年の下半期のIPO投資は盛り上がりに欠ける状況だったと思います。
東証の市場区分見直しが2022年4月04日から行われるとありこちらにも期待したいと思います。
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執筆者名:IPOキムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記
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