東京為替:ドル・円は反落、夕方にかけて円買い優勢に
[22/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
31日の東京外為市場でドル・円は反落。仲値を挟んで一時122円45銭まで値を上げたが、その後は失速。実需の売り買いが交錯するなか122円台で推移した。ただ、今月の円急落に伴う調整の円買いが優勢となり、ドルは夕方にかけて121円34銭まで下げた。
・ユーロ・円は136円84銭から135円41銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1185ドルから1.1151ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円121円60-70銭、ユーロ・円135円60-70銭
・日経平均株価:始値27,809.97円、高値28,101.68円、安値27,763.96円、終値27,821.43円(前日比205.82円安)
【要人発言】
・岸田首相
「為替の安定は重要、急速な変動は望ましくない」
「日銀には2%の物価安定目標に向け努力することを期待」
・国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事
「対ロ経済制裁はドルの支配的立場を徐々に弱める恐れ」(報道)
「世界金融システムの一段の分断につながる可能性」(報道)
【経済指標】
・日・2月鉱工業生産:前月比+0.1%(予想:+0.5%、1月:-0.8%)
・中・3月製造業PMI:49.5(予想:49.8、2月:50.2)
・中・3月非製造業PMI:48.4(予想:50.3、2月:51.6)
・独・2月小売売上高:前月比+0.3%(予想:+0.5%、1月:+1.4%←+2.0%)
・英・10-12月期GDP改定値:前年比+6.6%(予想:+6.5%、速報値:+6.5%)
・独・3月失業率:5.0%(予想:5.0%、2月:5.0%)
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