英ポンド週間見通し:もみ合いか、英中銀金融正常化の継続を見極める展開
[22/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■堅調推移、米ドル高・円安の相場展開の影響受ける
今週のポンド・円は伸び悩み。日英金利差の拡大予想を背景に、一時168円台半ば近辺までポンド高・円安に振れる場面があった。しかしながら、米長期金利の上昇を意識してポンド売り・米ドル買いが強まり、この影響でポンド買い・円売りは一服。さらに、欧米諸国の株式が週末前に大幅安となったことから、ポンド売り・円買いの取引が広がる結果となった。取引レンジ:164円65銭-168円43銭。
■もみ合いか、英中銀金融正常化の継続を見極める展開
来週・再来週のポンド・円はもみ合いか。4月27-28日開催の日銀金融政策決定会合で緩和方針を維持するとみられ、円売り基調によりポンドは下げづらい値動きとなりそうだ。一方、4月に発表された英国の堅調なインフレ指標を受け、5月4-5日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)は追加利上げが見込まれる。ただ、その後もタカ派姿勢を維持するかは不透明で、ポンドは失速の可能性も。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・5月5日:英中央銀行MPCが政策金利発表(現行:0.75%)
予想レンジ:163円00銭-167円00銭
<FA>
今週のポンド・円は伸び悩み。日英金利差の拡大予想を背景に、一時168円台半ば近辺までポンド高・円安に振れる場面があった。しかしながら、米長期金利の上昇を意識してポンド売り・米ドル買いが強まり、この影響でポンド買い・円売りは一服。さらに、欧米諸国の株式が週末前に大幅安となったことから、ポンド売り・円買いの取引が広がる結果となった。取引レンジ:164円65銭-168円43銭。
■もみ合いか、英中銀金融正常化の継続を見極める展開
来週・再来週のポンド・円はもみ合いか。4月27-28日開催の日銀金融政策決定会合で緩和方針を維持するとみられ、円売り基調によりポンドは下げづらい値動きとなりそうだ。一方、4月に発表された英国の堅調なインフレ指標を受け、5月4-5日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)は追加利上げが見込まれる。ただ、その後もタカ派姿勢を維持するかは不透明で、ポンドは失速の可能性も。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・5月5日:英中央銀行MPCが政策金利発表(現行:0.75%)
予想レンジ:163円00銭-167円00銭
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