個人投資家Rょーへー:仮想通貨の投げ売りから読む市場心理【FISCOソーシャルレポーター】
[22/06/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Rょーへー氏(ブログ「デイトレで勝てない人のためのブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年6月15日12時に執筆
こんにちは。『デイトレで勝てない人のためのブログ』を運営しているRょーへーと申します。16年間デイトレードを続けていますが、最近の相場はかなり難易度が高く感じています。不安定な相場、暴落相場が続く今、デイトレードというスタイルに再度注目してみたいと思います。
■仮想通貨(暗号資産)に大きな売り
6月10日(金)の夜間、米市場は大幅安となりました。当然日経225先物も、マザーズ指数先物も安く戻ってきました。しかし下げ要因はこれだけではありませんでした。2022年は仮想通貨も株式市場と強い連動性を持っています。
土日の連休は株式投資しか携わっていない人はあまり市場を見ることがないと思いますが、実は11日、12日の土日に仮想通貨は大きく売り込まれました。その売りを株式市場は織り込んでいなかったわけですから、月曜日は大幅にギャップダウンしただけでなく、追撃売りが出て大きな下落となりました。
以前は為替相場を同時に監視しておくべきでしたが、今は仮想通貨もモニターのどこかに表示して監視しておく方が相場の大きな変化を察知しやすいと思います。
■売りが売りを呼ぶパニック相場
仮想通貨は土日の下げだけに留まりませんでした。13日(月)に心理的にも大きな節目となっていた価格を割り込むと、とんでもなく大きな陰線へと発展しました。ビットコインだけでなく、多くのアルトコイン群も売り込まれることとなりました。
株式市場も特に新興市場への影響が大きく、個人投資家の売りが連鎖しました。また、つい先日まで強かったメタバース関連にも陰りが見え始めました。世界に目を向けてみるとこの仮想通貨の下落でNFTゲーム関連のコインは軒並みパニック売りとなっていましたから、その流れからも当然のこと言えます。
このように、数年前までは全く別物と言われていた仮想通貨ですが、今はマクロ的な視点で動向を予想する上で大きな役割を担っています。食わず嫌いのままではなく、トレードせずとも監視をすることは必要だと私は考えています。
■市場に表情が出るタイミング
5月以上は相場から表情が消えていました。じわじわと時間をかけてじっくりと下落してくるような流れでしたので、一気に苦しくなるような場面がありませんでした。スイングトレーダーからするととにかく毎日毎日少しずつ苦しめられている感じでしたね。
デイトレーダーの視点から見ても、ジリ上げの日とジリ下げの日ばかりで大きなボラティリティもなくやりにくい日々でした。こういう時はどちらかに大きな動きが出るまで動いていけないというのがセオリーですが、1か月もそのような動きが続いていましたので、しびれを切らして動きたくなってしまった人も多いのではないでしょうか。
6月第3週の株式市場では、仮想通貨のパニック売りと米市場の弱さが相まって強い売りが観測されました。とんでもなく弱い相場で今まで以上にきつい下落となりました。しかしこれはデイトレーダーの視点からすると悪いことばかりではありません。
とにかく動く相場を必要とするのがデイトレードです。そして大きく動いてさえくれれば上がろうとも下がろうとも取れる可能性があるのも魅力です。このようなパニック売りが出る時は必ず相場に表情が出ます。「もう、無理」という感情を数字の動きから読み取ることが出来ます。
オカルトのように聞こえてしまう部分もあるかと思いますが、パソコンの前でデイトレードを続けていくと必ずそういうものが見えてくるものです。なかなか大きく取ることは難しいですが、負けにくいトレードスタイルがデイトレードです。
生き残ってさえいればまたイージー相場で大きな利益を狙える日もくると思います。まずは大きく狙うのではなく、生き残りのために負けないトレード手法を選択してみるのはいかがでしょうか。
今回はここまでですが、『デイトレで勝てない人のためのブログ』やYouTubeでは私が使っている負けない手法の内容やお役立ち情報を大量に載せました。是非『デイトレ 勝てない人』と検索してご覧下さい。
あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。
多くの人に面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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執筆者名:Rょーへー
ブログ名:デイトレで勝てない人のためのブログ
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※2022年6月15日12時に執筆
こんにちは。『デイトレで勝てない人のためのブログ』を運営しているRょーへーと申します。16年間デイトレードを続けていますが、最近の相場はかなり難易度が高く感じています。不安定な相場、暴落相場が続く今、デイトレードというスタイルに再度注目してみたいと思います。
■仮想通貨(暗号資産)に大きな売り
6月10日(金)の夜間、米市場は大幅安となりました。当然日経225先物も、マザーズ指数先物も安く戻ってきました。しかし下げ要因はこれだけではありませんでした。2022年は仮想通貨も株式市場と強い連動性を持っています。
土日の連休は株式投資しか携わっていない人はあまり市場を見ることがないと思いますが、実は11日、12日の土日に仮想通貨は大きく売り込まれました。その売りを株式市場は織り込んでいなかったわけですから、月曜日は大幅にギャップダウンしただけでなく、追撃売りが出て大きな下落となりました。
以前は為替相場を同時に監視しておくべきでしたが、今は仮想通貨もモニターのどこかに表示して監視しておく方が相場の大きな変化を察知しやすいと思います。
■売りが売りを呼ぶパニック相場
仮想通貨は土日の下げだけに留まりませんでした。13日(月)に心理的にも大きな節目となっていた価格を割り込むと、とんでもなく大きな陰線へと発展しました。ビットコインだけでなく、多くのアルトコイン群も売り込まれることとなりました。
株式市場も特に新興市場への影響が大きく、個人投資家の売りが連鎖しました。また、つい先日まで強かったメタバース関連にも陰りが見え始めました。世界に目を向けてみるとこの仮想通貨の下落でNFTゲーム関連のコインは軒並みパニック売りとなっていましたから、その流れからも当然のこと言えます。
このように、数年前までは全く別物と言われていた仮想通貨ですが、今はマクロ的な視点で動向を予想する上で大きな役割を担っています。食わず嫌いのままではなく、トレードせずとも監視をすることは必要だと私は考えています。
■市場に表情が出るタイミング
5月以上は相場から表情が消えていました。じわじわと時間をかけてじっくりと下落してくるような流れでしたので、一気に苦しくなるような場面がありませんでした。スイングトレーダーからするととにかく毎日毎日少しずつ苦しめられている感じでしたね。
デイトレーダーの視点から見ても、ジリ上げの日とジリ下げの日ばかりで大きなボラティリティもなくやりにくい日々でした。こういう時はどちらかに大きな動きが出るまで動いていけないというのがセオリーですが、1か月もそのような動きが続いていましたので、しびれを切らして動きたくなってしまった人も多いのではないでしょうか。
6月第3週の株式市場では、仮想通貨のパニック売りと米市場の弱さが相まって強い売りが観測されました。とんでもなく弱い相場で今まで以上にきつい下落となりました。しかしこれはデイトレーダーの視点からすると悪いことばかりではありません。
とにかく動く相場を必要とするのがデイトレードです。そして大きく動いてさえくれれば上がろうとも下がろうとも取れる可能性があるのも魅力です。このようなパニック売りが出る時は必ず相場に表情が出ます。「もう、無理」という感情を数字の動きから読み取ることが出来ます。
オカルトのように聞こえてしまう部分もあるかと思いますが、パソコンの前でデイトレードを続けていくと必ずそういうものが見えてくるものです。なかなか大きく取ることは難しいですが、負けにくいトレードスタイルがデイトレードです。
生き残ってさえいればまたイージー相場で大きな利益を狙える日もくると思います。まずは大きく狙うのではなく、生き残りのために負けないトレード手法を選択してみるのはいかがでしょうか。
今回はここまでですが、『デイトレで勝てない人のためのブログ』やYouTubeでは私が使っている負けない手法の内容やお役立ち情報を大量に載せました。是非『デイトレ 勝てない人』と検索してご覧下さい。
あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。
多くの人に面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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執筆者名:Rょーへー
ブログ名:デイトレで勝てない人のためのブログ
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