25日の米国市場ダイジェスト:NYダウは105ドル安、ハイテクが重し
[23/10/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*07:57JST 25日の米国市場ダイジェスト:NYダウは105ドル安、ハイテクが重し
■NY株式:NYダウは105ドル安、ハイテクが重し
米国株式市場は反落。ダウ平均は105.45ドル安の33,035.93ドル、ナスダックは318.65ポイント安の12,821.23で取引を終了した。
金利が安定したため寄り付き後、上昇。その後、9月新築住宅販売件数が予想を上回ったため想定以上の強い成長の思惑が強まり長期金利が上昇すると警戒感から下落に転じた。金利高に加え、特に昨日引け後に発表された検索会社グーグル運営のアルファベット(GOOG)の決算に失望した売りも重しとなり、ナスダックが大幅下落。相場の圧力となり終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了した。セクター別ではソフトウエア・サービスが小幅高、メディア・娯楽が大幅下落。
防衛のゼネラル・ダイナミクス(GD)は第3四半期の収益が予想を上回り、上昇した。オンライン教育会社のストライド(LRN)は初めて発表した四半期決算で内容や登録者数が予想を上回り大幅高。また、廃棄物管理サービスのウエイスト・マネジメント(WM)は第3四半期決算で通期のフリーキャッシュフロー見通しを引上げ、上昇した。eコマースのエッツィ(ETSY)や後払いサービス提供するアファーム・ホールディングス(AFRM)はそれぞれアナリストの投資判断引き下げで下落。検索会社グーグル運営するアルファベット(GOOGL)は決算でクラウドの売り上げが予想を下回った結果を失望した売りが続いた。
取り引き終了後にソーシャルメディアフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ(META)は第3四半期決算を発表。1株利益と売上高が予想を上回り時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利上昇でドル・円は150円台に上昇
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円88銭へ下落後、150円32銭まで上昇し、150円21銭で引けた。節目付近で日本当局の円安是正介入などへの警戒感に円が下げ止まっていたが米9月新築住宅販売件が予想を上回ったほか、米5年債入札の低調な結果を受けて米国の長期金利が一段と上昇するとドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0596ドルへ上昇後、1.0566ドルまで下落し引けた。ユーロ・円は、158円84銭へ上昇後、158円43銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2157ドルへ上昇後、1.2107ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.8943フランから0.8969フランまで上昇。中東情勢緊迫化懸念が一段と緩和し、安全通貨のフラン買いがさらに弱まった。
■NY原油:反発で85.39ドル、供給不安を意識した買いが入る
NY原油先物12月限は反発(NYMEX原油12月限終値:85.39 ↑1.65)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+1.65ドル(+1.97%)の85.39ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.08ドル-85.56ドル。米国市場の中盤にかけて82.08ドルまで下げたが、中東情勢の悪化、供給不安を意識した買いが入ったことで米国市場の後半にかけて85.94ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に85ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.55ドル +0.08ドル(+0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 71.40ドル -0.16ドル(-0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)296.76ドル -2.42ドル(-0.80%)
インテル(INTC) 32.83ドル -1.76ドル(-5.08%)
アップル(AAPL) 171.10ドル -2.34ドル(-1.34%)
アルファベット(GOOG) 126.67ドル -13.45ドル(-9.59%)
メタ(META) 299.53ドル -13.02ドル(-4.16%)
キャタピラー(CAT) 244.94ドル -4.61ドル(-1.84%)
アルコア(AA) 23.84ドル +0.40ドル(+1.70%)
ウォルマート(WMT) 162.76ドル -0.49ドル(-0.30%)
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■NY株式:NYダウは105ドル安、ハイテクが重し
米国株式市場は反落。ダウ平均は105.45ドル安の33,035.93ドル、ナスダックは318.65ポイント安の12,821.23で取引を終了した。
金利が安定したため寄り付き後、上昇。その後、9月新築住宅販売件数が予想を上回ったため想定以上の強い成長の思惑が強まり長期金利が上昇すると警戒感から下落に転じた。金利高に加え、特に昨日引け後に発表された検索会社グーグル運営のアルファベット(GOOG)の決算に失望した売りも重しとなり、ナスダックが大幅下落。相場の圧力となり終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了した。セクター別ではソフトウエア・サービスが小幅高、メディア・娯楽が大幅下落。
防衛のゼネラル・ダイナミクス(GD)は第3四半期の収益が予想を上回り、上昇した。オンライン教育会社のストライド(LRN)は初めて発表した四半期決算で内容や登録者数が予想を上回り大幅高。また、廃棄物管理サービスのウエイスト・マネジメント(WM)は第3四半期決算で通期のフリーキャッシュフロー見通しを引上げ、上昇した。eコマースのエッツィ(ETSY)や後払いサービス提供するアファーム・ホールディングス(AFRM)はそれぞれアナリストの投資判断引き下げで下落。検索会社グーグル運営するアルファベット(GOOGL)は決算でクラウドの売り上げが予想を下回った結果を失望した売りが続いた。
取り引き終了後にソーシャルメディアフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ(META)は第3四半期決算を発表。1株利益と売上高が予想を上回り時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利上昇でドル・円は150円台に上昇
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円88銭へ下落後、150円32銭まで上昇し、150円21銭で引けた。節目付近で日本当局の円安是正介入などへの警戒感に円が下げ止まっていたが米9月新築住宅販売件が予想を上回ったほか、米5年債入札の低調な結果を受けて米国の長期金利が一段と上昇するとドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0596ドルへ上昇後、1.0566ドルまで下落し引けた。ユーロ・円は、158円84銭へ上昇後、158円43銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2157ドルへ上昇後、1.2107ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.8943フランから0.8969フランまで上昇。中東情勢緊迫化懸念が一段と緩和し、安全通貨のフラン買いがさらに弱まった。
■NY原油:反発で85.39ドル、供給不安を意識した買いが入る
NY原油先物12月限は反発(NYMEX原油12月限終値:85.39 ↑1.65)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+1.65ドル(+1.97%)の85.39ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.08ドル-85.56ドル。米国市場の中盤にかけて82.08ドルまで下げたが、中東情勢の悪化、供給不安を意識した買いが入ったことで米国市場の後半にかけて85.94ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に85ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.55ドル +0.08ドル(+0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 71.40ドル -0.16ドル(-0.22%)
ゴールドマン・サックス(GS)296.76ドル -2.42ドル(-0.80%)
インテル(INTC) 32.83ドル -1.76ドル(-5.08%)
アップル(AAPL) 171.10ドル -2.34ドル(-1.34%)
アルファベット(GOOG) 126.67ドル -13.45ドル(-9.59%)
メタ(META) 299.53ドル -13.02ドル(-4.16%)
キャタピラー(CAT) 244.94ドル -4.61ドル(-1.84%)
アルコア(AA) 23.84ドル +0.40ドル(+1.70%)
ウォルマート(WMT) 162.76ドル -0.49ドル(-0.30%)
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