極洋---家庭用冷凍食品事業へ参入、強みを活かした魚惣菜の食卓提案
[14/03/28]
提供元:株式会社フィスコ
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水産物を中心とした総合食品会社の極洋<1301>は、家庭用冷凍食品事業へ参入した。2014年春の新商品として、「当社の強みを活かした魚惣菜の食卓提案」をテーマに、家庭用冷凍食品を含む市販商品27品、業務用商品21品、合計48品の発売を開始。これにより昨年発表した市販ブランド「シーマルシェ」商品は、発売する19品を含めて、合計36品となる。
家庭用冷凍食品参入の背景には、様々なマーケティングデータから、調理の手間が掛かることなどの理由で魚をあまり食べない人が多いことが分かった。一方で、少子高齢化や女性の社会進出が進む中、「手軽さ」「便利」といったキーワードを持った食品へのニーズは高まるものと予想。これまで培ってきた水産のプロの目で選んだ魚を、手軽においしく食べられる家庭用冷凍食品として直接消費者に届けることで、市販マーケットへの事業の幅を広げていく狙いだ。
極洋<1301>は水産物を中心とした総合食品会社。水産商事事業や日本産水産物の輸出や三国間貿易などの海外事業。切り身や寿司種などの水産冷凍食品事業。水産フライ、畜肉製品、冷凍野菜などの調理冷凍食品事業。60年以上の歴史を持つ魚介缶詰などの常温食品事業。食品の鮮度を管理し配送する物流事業。カツオやマグロの漁獲から養殖、加工・販売をてがける鰹・鮪事業。冷凍寿司の製造技術などの研究開発を手掛けている。
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