ヒマラヤ---上期はランニングブームやソチオリンピックなどを追い風に販売堅調
[14/03/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
スポーツ用品販売のヒマラヤ<7514>は27日、上期(2013年9月-2014年2月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比5.4%増の331.62億円、営業利益が同32.6%減の5.61億円、経常利益が同30.9%減の6.15億円、純利益が同65.5%減の1.31億円で着地した。
売上高については、ランニングブームやサッカーワールドカップ、ソチオリンピック、富士山世界遺産登録などを追い風に、販売が堅調に推移した。利益面では、冬物衣料等の動き出しの遅れや急激な円安、新規出店費用、子会社B&Dの早期退職関連損失などが影響した。
下期に向けて、引き続き業界売上高トップ3社の地位を確立するため、事業基盤を強化していく。店舗の積極的展開を図るほか、専門知識を備えたスタッフの配置と継続的教育、商品構成の見直し、参加型イベントの定期的開催などを通じて、魅力ある店舗の開発に注力する。一方で、採算性の低い店舗の改善や在庫効率の向上を行い、広告宣伝費、物流費、労務費などの効率的な使い方による経費抑制によって、収益力の向上を図っていく。
通期業績予想は期初計画を据え置いている。売上高が前期比6.0%増の700.00億円、営業利益が同11.7%増の28.70億円、経常利益が同8.6%増の29.00億円、純利益が同24.1%増の15.20億円を見込んでいる。
同社は、一般スポーツやゴルフ用品の小売チェーンで業界4位である。中期経営ビジョン「売上高“スポーツ業界トップ3”へ」を達成するべく、関東以西の中小規模商圏をターゲットに積極展開中。
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