伊藤忠エネクス---2014年3月期最終利益は過去最高を更新、4円増配へ
[14/05/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
伊藤忠エネクス<8133>は、伊藤忠商事<8001>系のエネルギー商社。グループのCS(カーライフ・ステーション:複合サービス給油所)向け石油製品販売や法人向け産業用エネルギー販売、LPガス販売などを手がける。また、2010年に電力・熱供給事業をスタートし、「電力・ユーティリティ事業」を注力分野に位置づけている。
4月30日、2014年3月期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比5.3%増の1兆5066.06億円、営業利益が同2.1%減の134.39億円、経常利益が同7.5%増の139.40億円、純利益が同32.7%増の74.02億円となった。
業界全体で燃料油の販売数量が前期を大きく下回るなか、同社は主力事業である石油製品・LPガス販売においてロジスティクスの最適化や国内販売ネットワークの拡充を進めた。また、新規事業である電力分野では再生可能エネルギーを含む発電能力の増強を図るなどの施策を推進したことが収益に寄与した。投資有価証券の売却で特別利益が発生した効果もあり、最終利益は過去最高を更新した。
また、決算発表とあわせて、2014年3月期末の配当金を従来予想の1株当たり8.00円から12.00円に引き上げると発表した。前期の8.00円から4.00円の増額となる。中間期末に8.00円の配当を実施しており、年間配当金は20.00円となる。
2015年3月期の業績予想は、売上高が1兆6000.00億円、営業利益が138.00億円、経常利益が138.00億円、純利益が76.00億円を見込んでいる。なお、今期から業績予想は国際会計基準(IFRS)に基づき作成されている。年間配当金は22.00円(うち中間配当が11.00円)を計画している。
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4月30日、2014年3月期決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比5.3%増の1兆5066.06億円、営業利益が同2.1%減の134.39億円、経常利益が同7.5%増の139.40億円、純利益が同32.7%増の74.02億円となった。
業界全体で燃料油の販売数量が前期を大きく下回るなか、同社は主力事業である石油製品・LPガス販売においてロジスティクスの最適化や国内販売ネットワークの拡充を進めた。また、新規事業である電力分野では再生可能エネルギーを含む発電能力の増強を図るなどの施策を推進したことが収益に寄与した。投資有価証券の売却で特別利益が発生した効果もあり、最終利益は過去最高を更新した。
また、決算発表とあわせて、2014年3月期末の配当金を従来予想の1株当たり8.00円から12.00円に引き上げると発表した。前期の8.00円から4.00円の増額となる。中間期末に8.00円の配当を実施しており、年間配当金は20.00円となる。
2015年3月期の業績予想は、売上高が1兆6000.00億円、営業利益が138.00億円、経常利益が138.00億円、純利益が76.00億円を見込んでいる。なお、今期から業績予想は国際会計基準(IFRS)に基づき作成されている。年間配当金は22.00円(うち中間配当が11.00円)を計画している。
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