エムアップ---ファンクラブサイトは順調な伸長、スマホ向けコンテンツやEC直販事業を拡大
[14/05/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
コンテンツ配信のエムアップ<3661>は15日、2014年3月期決算を発表。売上高は前期比8.2%減の35.37億円、営業利益が同17.8%減の4.67億円、経常利益が同26.8%減の4.26億円、純利益が同23.5%減の2.66億円だった。5月9日に業績予想を修正しており、これに沿った形での着地となった。
セグメント業績では、携帯コンテンツ配信事業の売上高は27.40億円、セグメント利益は6.39億円。アーティストやタレントの新規ファンクラブサイトの開設や、ゆるキャラやアニメといったキャラクターの積極的な獲得とコンテンツ制作、スマートフォン向けコンテンツサービスを中心に配信することで、事業の基盤となる有料会員の獲得を進めた。また、スマートフォン向け月額使い放題サービス、「スゴ得コンテンツ」や「スマートパス」へも参入している。スマートパスに2サイト、スゴ得に2サイトを提供し、ランキング上位を獲得。PCコンテンツ配信事業の売上高は2.00億円、セグメント利益は0.14億円だった。
eコマース事業の売上高は5.96億円、セグメント利益は1.42億円。音楽映像商品は、ファンクラブサイト等を通じた直販と、大手レコード会社との提携による販売サイトの運営管理の両面から事業を展開している。
なお、15年3月期については、売上高が前期比11.2%減の31.42億円、営業利益が同3.7%減の4.50億円、経常利益が同5.6%増の4.50億円、純利益が同1.3%増の2.70億円、配当を13円/年を見込んでいる。
エムアップ<3661>は、「携帯コンテンツ配信事業」「PCコンテンツ配信事業」「eコマース事業」の3つの事業を柱に事業展開している。
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