システムインテグレータ Research Memo(4):3期連続で過去最高業績、会社計画を上回っての着地に
[14/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(1)2014年2月期業績について
4月11日付で発表されたシステムインテグレータ<3826>の2014年2月期の業績は、売上高が前期比33.7%増の3,553百万円、営業利益が同6.4%増の432百万円、経常利益が同6.7%増の434百万円、当期純利益が同9.6%増の272百万円となり、3期連続で過去最高業績を更新した。4月1日に上方修正した直近の会社計画と比較しても売上高、利益ともに若干上回る結果となった。
売上高は企業のIT投資回復を背景に、「GRANDIT」関連や「OBPM」関連を中心に大幅増収となった。一方、営業利益の伸びが増収率と比較して小幅にとどまったが、これはECサイト構築パッケージで一部不採算案件が発生したことが主因で、このため売上原価率も70.6%と前期から5.8ポイント上昇している。また、販管費率は増収効果によって17.2%と前期比2.7ポイント低下しており、この結果、営業利益率は12.2%と同3.1ポイント低下したものの、引き続き10%を上回る水準であり、高収益性を維持したと言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(1)2014年2月期業績について
4月11日付で発表されたシステムインテグレータ<3826>の2014年2月期の業績は、売上高が前期比33.7%増の3,553百万円、営業利益が同6.4%増の432百万円、経常利益が同6.7%増の434百万円、当期純利益が同9.6%増の272百万円となり、3期連続で過去最高業績を更新した。4月1日に上方修正した直近の会社計画と比較しても売上高、利益ともに若干上回る結果となった。
売上高は企業のIT投資回復を背景に、「GRANDIT」関連や「OBPM」関連を中心に大幅増収となった。一方、営業利益の伸びが増収率と比較して小幅にとどまったが、これはECサイト構築パッケージで一部不採算案件が発生したことが主因で、このため売上原価率も70.6%と前期から5.8ポイント上昇している。また、販管費率は増収効果によって17.2%と前期比2.7ポイント低下しており、この結果、営業利益率は12.2%と同3.1ポイント低下したものの、引き続き10%を上回る水準であり、高収益性を維持したと言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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