システムインテグレータ Research Memo(9):無借金経営を継続、引き続き財務体質は良好な水準
[14/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■財務状況と経営指標
システムインテグレータ<3826>の2014年2月末の財務状況と経営指標に関しては表のとおりで、総資産は前期末比439百万円増加の2,535百万円となった。このうち流動資産の主な変動要因としては、期末にかけての売上高の増加に伴い、売掛金(+211百万円)や現預金(+83百万円)が増加した。無形固定資産では、新製品開発に伴うソフトウェア資産が47百万円増加し、また、投資等では投資有価証券(+25百万円)と本社移転に伴う敷金・保証金(+52百万円)がそれぞれ増加した。
一方、負債は前期末比で194百万円増加の693百万円となった。期末にかけての受注拡大に伴い買掛金(+89百万円)や前受金(+40百万円)が増加したほか、利益増により未払税金(+22百万円)などが増加した。純資産は利益増により前期末比244百万円増加の1,841百万円となった。
この結果、自己資本比率は72.6%と前期末比で3.6ポイント低下したが、無借金経営を継続しており、流動比率も300%を超えるなど財務体質は引き続き良好な水準が続いている。また、収益性に関してもROEや営業利益率など前期比でいずれも低下したが、10%を超える水準であり、高収益性を維持していると言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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システムインテグレータ<3826>の2014年2月末の財務状況と経営指標に関しては表のとおりで、総資産は前期末比439百万円増加の2,535百万円となった。このうち流動資産の主な変動要因としては、期末にかけての売上高の増加に伴い、売掛金(+211百万円)や現預金(+83百万円)が増加した。無形固定資産では、新製品開発に伴うソフトウェア資産が47百万円増加し、また、投資等では投資有価証券(+25百万円)と本社移転に伴う敷金・保証金(+52百万円)がそれぞれ増加した。
一方、負債は前期末比で194百万円増加の693百万円となった。期末にかけての受注拡大に伴い買掛金(+89百万円)や前受金(+40百万円)が増加したほか、利益増により未払税金(+22百万円)などが増加した。純資産は利益増により前期末比244百万円増加の1,841百万円となった。
この結果、自己資本比率は72.6%と前期末比で3.6ポイント低下したが、無借金経営を継続しており、流動比率も300%を超えるなど財務体質は引き続き良好な水準が続いている。また、収益性に関してもROEや営業利益率など前期比でいずれも低下したが、10%を超える水準であり、高収益性を維持していると言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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