WDB---「理系研究職人材を活かす」領域へ事業拡大、より高い付加価値創出を目指す
[14/05/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
WDBホールディングス<2475>は、理学系研究職を中心とした「人材サービス」「CRO(医薬品開発受託機関)」「研究開発・製造」の3つの分野で事業展開している。バイオ・化学を中心とした理学系研究職派遣サービスが従来からの主力だが、理工学系分野全体へと事業領域を拡大中。また、経営資源である理学・工学系研究職人材を活かすことのできる領域としてCRO事業や研究開発・製造事業の強化を進める。2013年12月に東証1部に市場変更。
2014年3月期の業績は、売上高が前期比4.8%増の254.79億円、営業利益が同7.0%減の20.19億円、経常利益が同6.4%減の20.64億円、純利益が同10.0%減の11.50億円となった。
中核の人材サービス事業では、2013年4月には奈良・和歌山、同10月には室蘭に支店を開設し、全国53拠点体制に拡大。理系の非正規雇用人材を広く対象とした正社員雇用の支援事業や工学系研究職の派遣事業など、新領域の事業も進展している。また、CRO事業は、2013年4月よりWDBアイシーオーと電助システムズの2社体制となり、統計解析やデータマネジメント分野へと領域を拡大したことでフルカバレッジのサービス体制を構築した。研究開発・製造事業は、海洋生物を利用した生態影響試験や合成実験代行など、より付加価値を創出する事業へと進んでいる。
2015年3月期の業績予想は、売上高が前期比8.9%増の277.40億円、営業利益が同9.4%増の22.10億円、経常利益が同7.0%増の22.10億円、純利益が同5.6%増の12.15億円と増益への転換を見込んでいる。中核の理学系人材サービス事業では経常利益率10%を、その他新規事業では20%以上を目標に、より付加価値を産み出すことの出来る企業グループへと成長することを目指す。また、新規事業への足掛かりとして、同社の成長戦略に合致した企業に対してはM&Aも活用していく方針。
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2014年3月期の業績は、売上高が前期比4.8%増の254.79億円、営業利益が同7.0%減の20.19億円、経常利益が同6.4%減の20.64億円、純利益が同10.0%減の11.50億円となった。
中核の人材サービス事業では、2013年4月には奈良・和歌山、同10月には室蘭に支店を開設し、全国53拠点体制に拡大。理系の非正規雇用人材を広く対象とした正社員雇用の支援事業や工学系研究職の派遣事業など、新領域の事業も進展している。また、CRO事業は、2013年4月よりWDBアイシーオーと電助システムズの2社体制となり、統計解析やデータマネジメント分野へと領域を拡大したことでフルカバレッジのサービス体制を構築した。研究開発・製造事業は、海洋生物を利用した生態影響試験や合成実験代行など、より付加価値を創出する事業へと進んでいる。
2015年3月期の業績予想は、売上高が前期比8.9%増の277.40億円、営業利益が同9.4%増の22.10億円、経常利益が同7.0%増の22.10億円、純利益が同5.6%増の12.15億円と増益への転換を見込んでいる。中核の理学系人材サービス事業では経常利益率10%を、その他新規事業では20%以上を目標に、より付加価値を産み出すことの出来る企業グループへと成長することを目指す。また、新規事業への足掛かりとして、同社の成長戦略に合致した企業に対してはM&Aも活用していく方針。
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