ビーエスピーResearch Memo(8):ビーコンIT連結化効果も加わって大幅な増収増益を予想
[14/06/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業界動向
(3)2015年3月期の業績見通し
ビーエスピー<3800>は、2015年3月期の業績予想として、売上高が前期比78.4%増の7,500百万円、営業利益が同16.8%増の1,380百万円、経常利益が同17.6%増の1,460百万円、当期純利益が同11.3%増の890百万円と大幅な増収増益が見込まれている。
前述した通り同社は、ビーコンIT連結化に伴う事業領域の拡張により事業セグメントを変更した。変更後の事業別売上高で見ると、システム運用事業の伸長に加えて、ビーコンIT連結化により新たに追加されたデータ活用事業やその他事業の上乗せ分が大幅な増収に寄与する計画となっている。また、メインフレーム事業は2014年3月期に好調であったシステム更新やバックアップ案件の一巡の他、オープン化やダウンサイジング化の潮流の流れの中で保守的に減収を見込んでいる。
利益面では、利益率の低いビーコンITの連結化とメインフレーム事業の縮小により、営業利益率の低下を見込んでいる。ただし、システム運用事業の損益改善やビーコンITとのコストシナジーを働かせることで増益は確保する計画である。事業構造変革による成長を優先する方針のもと、利益率については一旦踊り場を迎えることを想定したシナリオとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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(3)2015年3月期の業績見通し
ビーエスピー<3800>は、2015年3月期の業績予想として、売上高が前期比78.4%増の7,500百万円、営業利益が同16.8%増の1,380百万円、経常利益が同17.6%増の1,460百万円、当期純利益が同11.3%増の890百万円と大幅な増収増益が見込まれている。
前述した通り同社は、ビーコンIT連結化に伴う事業領域の拡張により事業セグメントを変更した。変更後の事業別売上高で見ると、システム運用事業の伸長に加えて、ビーコンIT連結化により新たに追加されたデータ活用事業やその他事業の上乗せ分が大幅な増収に寄与する計画となっている。また、メインフレーム事業は2014年3月期に好調であったシステム更新やバックアップ案件の一巡の他、オープン化やダウンサイジング化の潮流の流れの中で保守的に減収を見込んでいる。
利益面では、利益率の低いビーコンITの連結化とメインフレーム事業の縮小により、営業利益率の低下を見込んでいる。ただし、システム運用事業の損益改善やビーコンITとのコストシナジーを働かせることで増益は確保する計画である。事業構造変革による成長を優先する方針のもと、利益率については一旦踊り場を迎えることを想定したシナリオとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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