システム ディ---第2四半期営業益は通期計画を大幅超過、ストックビジネスが順調に成果をあげる
[14/06/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
パッケージソフト開発のシステム ディ<3804>は16日、2014年第2四半期(13年11月-14年4月)決算を発表。売上高が前年同期比13.5%増の12.94億円、営業利益が同65.2%増の2.35億円、経常利益が同67.1%増の2.29億円、四半期純利益が同69.8%増の1.60億円だった。期初計画に対して売上高が3.3%増、営業利益が71.5%増、経常利益が76.1%増、四半期純利益が100%増と、計画を大きく上回った。
パッケージビジネスと、サポート・クラウド等のストックビジネスが順調に成果をあげているほか、下期に予定していた大型案件の売上計上を当第2四半期累計期間に実施できたことが利益を大幅に押し上げた。事業毎に環境のばらつきはあるものの、ここ数年の停滞期を脱しつつある。
学園ソリューション事業は、主力の「キャンパスプラン.NET Framework」Ver7.0が引き続きユーザから高い支持を得ている。学校法人会計制度の変更に伴う既存ユーザの買い替えとクラウドサービスによる新規中小法人の獲得により、業績をけん引している。
ウェルネスソリューション事業は、民間のフィットネスクラブ・公共の体育施設に会員管理システム「Hello」を販売。フィットネスクラブの新規開設のほか、公共施設におけるWindowsXPからの切り替え需要に伴い、半期ベースで過去最高の新規納入施設件数を記録した。
14年10月期については、売上高が前期比11.0%増の24.10億円、営業利益が同15.3%増の1.63億円、経常利益が同13.4%増の1.50億円、純利益が同8.1%増の1.43億円とする期初計画を据え置いている。
同社は、業種特化パッケージソフトの開発・販売を手掛けるIT企業。事業部門は、顧客の業種により、学園ソリューション、ウェルネスソリューション、ソフトエンジニアリング、薬局ソリューション、公教育ソリューション、公会計ソリューションの6つに分類されている。
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