プロネクサス Research Memo(2):証券印刷を前身にニッチトップのスペシャルティ企業に成長
[14/06/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(1)会社沿革
同社のルーツは証券印刷の専門会社として1930年に創業した亜細亜商会。戦後、亜細亜証券印刷に組織変更し、証券市場の復興とともに証券印刷需要を取り込みながら、1960年代には証券印刷のリーディングカンパニーに成長した。
1970年代には投資家へのディスクロージャー・ビジネスに参入し、商法(現:会社法)や証券取引法(現:金融商品取引法)関連事業の業容を拡大させるとともに、上場会社のIR関連や金融商品の投資信託関連事業にも進出した。
1990年代以降はコンサルティングとシステムで事業基盤を拡張した。投資家保護の観点からディスクロージャー関連制度が大きく改正され、これに伴いコンサルティング強化で顧客の多様なディスクロージャー需要をサポート。また、2000年代にはEDINET(エディネット)などの電子開示にいち早く対応し、現在では上場企業の約60%(株主総会招集通知、有価証券報告書のいずれかを受注している比率)を顧客に持つ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 馬目俊一郎)
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