VTホールディングス Research Memo(1):自動車関連事業を中核に、積極的なM&A戦略で急成長中
[14/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
VTホールディングス<7593>は傘下に子会社23社、持分法適用会社2社を擁する純粋持株会社。主たる事業は新車販売、中古車販売、サービス、レンタカーなどの自動車関連で、売上高の98.3%を占める。M&A戦略により事業を拡大し、上場直前の1998年3月期から2014年3月期までの間に売上高で18倍、経常利益で33倍の成長を遂げた。
2014年3月期の決算は、売上高が132,682百万円(前期比12.1%増)、営業利益が10,082百万円(同29.1%増)、経常利益が9,976百万円(同30.3%増)、当期純利益が5,126百万円(同7.4%増)となった。売上高、利益ともに過去最高を更新した。
2015年3月期通期の業績は、売上高が135,000百万円(前期比1.7%増)、営業利益が10,300百万円(同2.2%増)、経常利益が10,100百万円(同1.2%増)、当期純利益が5,400百万円(同5.3%増)と予想されているが、控えめな前提での予想であるため、各部門の状況によっては上方修正される可能性もありそうだ。
中期経営計画の目標として売上高経常利益率8%以上(2014年3月期実績7.5%)、自己資本比率40%以上(同33.9%)を掲げているが、実現される日も遠くはなさそうだ。株主還元や投資家対応にも積極的で、4月には1:3の株式分割を実施し株式市場での流動性を高めている。また、配当性向の目標を30%に引き上げると宣言しており、利益向上に伴い増配の可能性もある。
■Check Point
・上場以来M&A戦略を推進、売上高18倍・経常利益33倍の高成長
・同業の中でも高い利益率と安定した収益基盤、積極的なM&A戦略が特徴
・2014年3月期は売上高・利益ともに過去最高を更新
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2014年3月期の決算は、売上高が132,682百万円(前期比12.1%増)、営業利益が10,082百万円(同29.1%増)、経常利益が9,976百万円(同30.3%増)、当期純利益が5,126百万円(同7.4%増)となった。売上高、利益ともに過去最高を更新した。
2015年3月期通期の業績は、売上高が135,000百万円(前期比1.7%増)、営業利益が10,300百万円(同2.2%増)、経常利益が10,100百万円(同1.2%増)、当期純利益が5,400百万円(同5.3%増)と予想されているが、控えめな前提での予想であるため、各部門の状況によっては上方修正される可能性もありそうだ。
中期経営計画の目標として売上高経常利益率8%以上(2014年3月期実績7.5%)、自己資本比率40%以上(同33.9%)を掲げているが、実現される日も遠くはなさそうだ。株主還元や投資家対応にも積極的で、4月には1:3の株式分割を実施し株式市場での流動性を高めている。また、配当性向の目標を30%に引き上げると宣言しており、利益向上に伴い増配の可能性もある。
■Check Point
・上場以来M&A戦略を推進、売上高18倍・経常利益33倍の高成長
・同業の中でも高い利益率と安定した収益基盤、積極的なM&A戦略が特徴
・2014年3月期は売上高・利益ともに過去最高を更新
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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