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ビックカメラ---第3四半期経常益は2.1倍、節電・省エネ・高機能な高付加価値商品が好調

注目トピックス 日本株
ビックカメラ<3048>は家電量販店大手。「都市型」「駅前」「大型」を中心とした店舗出店のほか、こだわりの専門店の集合体を目指し、音響映像商品、情報通信機器商品、家庭電化商品、ゲーム・時計・玩具等の取扱商品を拡大。

子会社にはロードサイド型の家電量販店を運営するコジマ<7513>のほか、パソコン・デジタル機器の販売やリユース事業・サポートサービス事業を強みとするソフマップ。そのほか、移動体通信機器の販売を手掛けるラネットや衛星放送事業の日本BS放送<9414>などをグループに持つ。

足元の業績では、2014年8月期第3四半期(13年9月-14年5月)決算は、売上高が前年同期比6.1%増の6358.44億円、営業利益が同87.3%増の164.71億円、経常利益が同2.1倍の204.44億円、四半期純利益が同5.6倍の105.72億円だった。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が市場全体を底上げする中、節電・省エネ・高機能な高付加価値商品を中心とした家庭電化商品や、パソコンOSのWindows XPのサポート終了に伴う買い替え需要によりパソコン本体が好調に推移した。

なお、14年8月期については、売上高が前期比0.9%増の8130.00億円、営業利益が同13.5%増の148.00億円、経常利益が同1.0%増の155.00億円、純利益が同3.1倍の77.00億円を見込んでいる。利益面では通期計画をすでに超過しているが、会社は、第4四半期は天候に大きく左右されるエアコンなどの季節商品の売上構成が高いため期初計画を据え置いたが、第4四半期において赤字を見込むものではないと説明している。




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