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■村瀬智一の銘柄選定:テーマや関連性を重視

注目トピックス 日本株
フィスコアナリストの村瀬智一は、銘柄選びの基準として「テーマ性」や「関連性」を重視しています。ヤフーファイナンスでは、テーマに関連したコンテンツ《注目銘柄を探る》を定期的に配信して、投資家のニーズに応えています。

一般的に、投資家の心理としては、ある銘柄が賑わうと、これに続く関連銘柄を探る動きを強めます。これによって、二番手、三番手となる関連銘柄の物色へと波及することになります。

また、中小型株については、あるテーマ系の物色がある程度一巡してしまうと、今度は他のテーマを探る流れに向かいやすいです。

これは、投資家が自らの利益を確定することによって資金が豊富になり、新たな物色対象へと投資ができるようになるため、つまり投資家のリスクに対する許容度が増すからです。

このような背景から、村瀬は、日々のニュースや新聞等からテーマや材料となる情報と注目すべき銘柄を探っています。話題性の高い大きな報道が伝わった時は、多くの参加者がそのテーマ性や材料性を判断できるため、当該報道で恩恵を受ける企業などへの物色を強めてくると考えられるからです。これは、個別企業についても同様なことが言えます。たとえば、岩谷産業<8088>が圧縮機のいらない水素ステーションの開発を目指すと伝われば、「水素ステーション」に関連する銘柄を探せばよい、ということになります。

新しいスマートフォンアプリ「FISCO」では、まずキーワード検索で「水素ステーション」を検索し、関連するテーマをクリックすると、テーマの説明とともに、日本触媒<4114>、三菱化工機<6331>など、複数の銘柄が一覧できます。次に、銘柄の一覧から、各銘柄のチャート形状を確認し、各個別銘柄の画面で信用取引等の需給面の動向を調べます。これによって、物色が強まりやすいのか、若しくは短期的な売買で終わるのかを、ある程度、想定して、銘柄を選定しています。

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