PALTEK---通信インフラ、計測機器への投資堅調でFPGAや特定用途ICなどが好調
[14/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
PALTEK<7587>は半導体商社であり、通信機器や医療機器、放送機器、計測機器などを開発する国内のエレクトロニクスメーカーに対して、海外の半導体製品の販売・技術サポートを行う。技術力を活かし、半導体、デザインサービス、スマートエネルギーの3つの事業を展開。
半導体事業はグループの基幹事業であり、優位性のある半導体を海外から輸入し、国内のエレクトロニクスメーカーに販売する。同社の取り扱う半導体は技術的に特徴のある製品が多く、顧客が製品開発を行う際に技術サポートが必要となる。この技術サポートを支えるのが、社員の約3割を占めるエンジニアである。デザインサービスは、顧客の設計開発を請け負う事業であり、試作ボード・量産ボードの設計サービスから製造受託までを行う体制を有している。スマートエネルギーは、東日本大震災の発生前の2010年よりスマートエネルギーに関して調査・事業展開を行っている。主なソリューション例では、LPガス発電機と蓄電池、医用UPSを組み合わせた医療機器に接続できる停電対策システムを開発し、医療機関や介護施設などに提供している。
足元の業績では、2014年12月期第2四半期(1-6月)決算は、売上高が前年同期比53.6%増の116.77億円、営業利益が同6.2%減の4.18億円、経常利益が同13.4%減の3.89億円、四半期純利益が同11.7%減の2.28億円だった。半導体事業においては通信インフラへの投資が堅調なことを受けFPGA(設計者が手元で変更を行いながら論理回路をプログラミングできるLSI)や特定用途IC、複合機等のオフィス機器向けの汎用IC及び計測機器向けのFPGA等が好調に推移。デザインサービス事業においては、医療機器向けの設計受託及びODM(発注元企業のブランドで販売される製品を設計するだけでなく、製造も行う)が堅調。
当第2四半期の新たな取り組みとして、センサービジネスを強化するため、2014年6月に半導体事業及びMEMS事業の譲受を実施した。今後、センサー用信号処理ICの開発を行い、センサーに関するモジュールや機器を開発するメーカーに提供していく。また、グループ会社のエクスプローラが提案していた「超低遅延8K対応HEVC-ECFによるハイブリッド配信装置」が、新エネルギー・産業技術創業開発機構の支援事業に採択され、今後開発を進めていくこととなった。
14年12月期については、売上高が前期比33.4%増の235.00億円、営業利益が同17.2%減の6.40億円、経常利益が同15.6%減の6.60億円、純利益が同12.1%減の3.90億円を見込んでいる。
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半導体事業はグループの基幹事業であり、優位性のある半導体を海外から輸入し、国内のエレクトロニクスメーカーに販売する。同社の取り扱う半導体は技術的に特徴のある製品が多く、顧客が製品開発を行う際に技術サポートが必要となる。この技術サポートを支えるのが、社員の約3割を占めるエンジニアである。デザインサービスは、顧客の設計開発を請け負う事業であり、試作ボード・量産ボードの設計サービスから製造受託までを行う体制を有している。スマートエネルギーは、東日本大震災の発生前の2010年よりスマートエネルギーに関して調査・事業展開を行っている。主なソリューション例では、LPガス発電機と蓄電池、医用UPSを組み合わせた医療機器に接続できる停電対策システムを開発し、医療機関や介護施設などに提供している。
足元の業績では、2014年12月期第2四半期(1-6月)決算は、売上高が前年同期比53.6%増の116.77億円、営業利益が同6.2%減の4.18億円、経常利益が同13.4%減の3.89億円、四半期純利益が同11.7%減の2.28億円だった。半導体事業においては通信インフラへの投資が堅調なことを受けFPGA(設計者が手元で変更を行いながら論理回路をプログラミングできるLSI)や特定用途IC、複合機等のオフィス機器向けの汎用IC及び計測機器向けのFPGA等が好調に推移。デザインサービス事業においては、医療機器向けの設計受託及びODM(発注元企業のブランドで販売される製品を設計するだけでなく、製造も行う)が堅調。
当第2四半期の新たな取り組みとして、センサービジネスを強化するため、2014年6月に半導体事業及びMEMS事業の譲受を実施した。今後、センサー用信号処理ICの開発を行い、センサーに関するモジュールや機器を開発するメーカーに提供していく。また、グループ会社のエクスプローラが提案していた「超低遅延8K対応HEVC-ECFによるハイブリッド配信装置」が、新エネルギー・産業技術創業開発機構の支援事業に採択され、今後開発を進めていくこととなった。
14年12月期については、売上高が前期比33.4%増の235.00億円、営業利益が同17.2%減の6.40億円、経常利益が同15.6%減の6.60億円、純利益が同12.1%減の3.90億円を見込んでいる。
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