ホシザキ電機<6465>すかいらーく上場控え関心、新規出店に伴う設備需要に期待
[14/08/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』8月25日放送において、ホシザキ電機<6465>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
総合厨房機器メーカー。グループの主要製品は全自動製氷機、業務用冷凍冷蔵庫、業務用食器洗浄機、ビールディスペンサーをはじめとする各種業務用厨房機器。主力製品は国内トップシェアを獲得しており、特に全自動製氷機は単独ブランド別で世界シェアトップレベルを実現している。飲食店やスーパーマーケット、オフィス空間、農水産業に至る幅広い分野で、食品の保存や衛生管理に寄与している。
2013年12月期の売上高構成比では、業務用冷凍冷蔵庫が25.1%、全自動製氷機が17.6%、保守・修理が17.4%、他社仕入商品(ガス機器、厨房用シンク、調理台等)が12.3%、ディスペンサが12.0%、その他製品が8.9%、食器洗浄機が6.8%となっている。
■足元の業績
2014年12月期第2四半期(1-6月)業績は、売上高が前年同期比16.8%増の1175.00億円、営業利益が同45.1%増の152.75億円、経常利益が同5.2%増の146.10億円、四半期純利益が同10.6%増の88.19億円だった。国内では、業務用冷蔵庫や製氷機、食器洗浄機等の拡販、その他の新規顧客への積極的な営業活動を展開し、セグメント売上高は前年同期比10.3%増、セグメント利益が同25.8%増。海外では米州で、製氷機や業務用冷蔵庫の拡販を推進。また、買収効果もあり、売上高が同28.6%増、セグメント利益が同58.9%増。欧州・アジアでは、主力製品の積極的な拡販と、買収が寄与しており、売上高が同51.7%増、セグメント利益が同113.4%増だった。
■注目材料
東京証券取引所は週内にも、すかいらーくの上場申請を承認すると報じられている。市場区分は東証1部になる見通しで、早ければ9月下旬に上場するもよう。上場時の時価総額は3000億円程度との見方が市場には多く、外食首位の日本マクドナルドホールディングスに迫る規模となりそうと伝えている。
また、上場に伴い、数百億円の公募増資を行うと報じている。調達した資金は今期に30店舗を予定する新規出店の資金に充てる計画。同時に店舗の改装や工場・物流網の整備も進めるようである。
同社はすかいらーくへの販売実績があることから、新規出店に伴う設備需要が期待される。
■株価動向
株価は長期的な上昇相場が継続している。7月28日には5460円の最高値をつけており、現在は上昇に対する反動といった一服商状に。足元では横ばい推移する25日線が上値抵抗として意識されているが、5000-5200円辺りでのもち合いが継続。5000円辺りでの下値の堅さが意識されている。信用倍率は1倍を下回る売り長の需給状況が慢性化しており、25日線を回復してくるようだと、ショートカバーを誘う流れもありそう。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
総合厨房機器メーカー。グループの主要製品は全自動製氷機、業務用冷凍冷蔵庫、業務用食器洗浄機、ビールディスペンサーをはじめとする各種業務用厨房機器。主力製品は国内トップシェアを獲得しており、特に全自動製氷機は単独ブランド別で世界シェアトップレベルを実現している。飲食店やスーパーマーケット、オフィス空間、農水産業に至る幅広い分野で、食品の保存や衛生管理に寄与している。
2013年12月期の売上高構成比では、業務用冷凍冷蔵庫が25.1%、全自動製氷機が17.6%、保守・修理が17.4%、他社仕入商品(ガス機器、厨房用シンク、調理台等)が12.3%、ディスペンサが12.0%、その他製品が8.9%、食器洗浄機が6.8%となっている。
■足元の業績
2014年12月期第2四半期(1-6月)業績は、売上高が前年同期比16.8%増の1175.00億円、営業利益が同45.1%増の152.75億円、経常利益が同5.2%増の146.10億円、四半期純利益が同10.6%増の88.19億円だった。国内では、業務用冷蔵庫や製氷機、食器洗浄機等の拡販、その他の新規顧客への積極的な営業活動を展開し、セグメント売上高は前年同期比10.3%増、セグメント利益が同25.8%増。海外では米州で、製氷機や業務用冷蔵庫の拡販を推進。また、買収効果もあり、売上高が同28.6%増、セグメント利益が同58.9%増。欧州・アジアでは、主力製品の積極的な拡販と、買収が寄与しており、売上高が同51.7%増、セグメント利益が同113.4%増だった。
■注目材料
東京証券取引所は週内にも、すかいらーくの上場申請を承認すると報じられている。市場区分は東証1部になる見通しで、早ければ9月下旬に上場するもよう。上場時の時価総額は3000億円程度との見方が市場には多く、外食首位の日本マクドナルドホールディングスに迫る規模となりそうと伝えている。
また、上場に伴い、数百億円の公募増資を行うと報じている。調達した資金は今期に30店舗を予定する新規出店の資金に充てる計画。同時に店舗の改装や工場・物流網の整備も進めるようである。
同社はすかいらーくへの販売実績があることから、新規出店に伴う設備需要が期待される。
■株価動向
株価は長期的な上昇相場が継続している。7月28日には5460円の最高値をつけており、現在は上昇に対する反動といった一服商状に。足元では横ばい推移する25日線が上値抵抗として意識されているが、5000-5200円辺りでのもち合いが継続。5000円辺りでの下値の堅さが意識されている。信用倍率は1倍を下回る売り長の需給状況が慢性化しており、25日線を回復してくるようだと、ショートカバーを誘う流れもありそう。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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