FJネクスト Research Memo(1):企画・開発力を強みに首都圏資産運用型マンションで首位、業績は堅調推移
[14/09/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
FJネクスト<8935>は、東京都心を基盤とした資産運用型マンション「ガーラマンションシリーズ」の開発及び販売を主力事業としている。また、販売した物件を中心に不動産管理事業も手掛けている。デザイン性や安全性、快適性など、居住者目線に立った企画・開発により高い入居率を確保していることが「ガーラ」ブランドの価値を高めており、首都圏ランキングトップの販売実績を誇っている。将来の年金受給に対する不安や相続税対策という新たな課題を抱える個人からの底堅い購入需要にも支えられ、業績は堅調に推移している。
2014年3月期は、資産運用型マンションの販売好調により、売上高が前期比30.0%増の40,500百万円、営業利益が同52.4%増の5,938百万円と大幅な増収増益決算となった。
一方、2015年3月期は、売上高が前期比1.2%増の41,000百万円、営業利益が同39.4%減の3,600百万円と微増収・減益となるものの、依然として高い利益水準を確保する見込みである。同社は2015年3月期をグループ全体で更なる成長に向けた準備期間と位置付けている。
同社は資産運用型マンション事業を通じて、人口回帰の進む都心エリアへの良質な賃貸住宅の提供、並びに一般サラリーマン向けを中心とした長期的な資産運用機会の提供など、社会的意義を担うことにより持続的な成長を目指す方針である。
■Check Point
・資産運用型マンション販売戸数や賃貸管理戸数の拡大が業績をけん引
・居住者の目線に立った企画・開発と居住ニーズの高いエリアへの特化が特長
・単身世帯増加や人口の都心回帰でインフラ提供はますます重要性を増す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<FA>
2014年3月期は、資産運用型マンションの販売好調により、売上高が前期比30.0%増の40,500百万円、営業利益が同52.4%増の5,938百万円と大幅な増収増益決算となった。
一方、2015年3月期は、売上高が前期比1.2%増の41,000百万円、営業利益が同39.4%減の3,600百万円と微増収・減益となるものの、依然として高い利益水準を確保する見込みである。同社は2015年3月期をグループ全体で更なる成長に向けた準備期間と位置付けている。
同社は資産運用型マンション事業を通じて、人口回帰の進む都心エリアへの良質な賃貸住宅の提供、並びに一般サラリーマン向けを中心とした長期的な資産運用機会の提供など、社会的意義を担うことにより持続的な成長を目指す方針である。
■Check Point
・資産運用型マンション販売戸数や賃貸管理戸数の拡大が業績をけん引
・居住者の目線に立った企画・開発と居住ニーズの高いエリアへの特化が特長
・単身世帯増加や人口の都心回帰でインフラ提供はますます重要性を増す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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