FJネクスト Research Memo(3):2014年3月期は過去最高業績を達成、財務基盤も安定
[14/09/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(2)業績推移
FJネクスト<8935>の過去10期分の業績を振り返ると、首都圏における資産運用型マンションに対する賃貸需要、並びに購入需要の拡大に支えられて、業績は総じて順調に推移してきた。2009年3月期にリーマンショックに伴う景気後退の影響で業績のボトムを迎えたものの、大きな痛手を被った不動産業界においては比較的軽微な落ち込みで乗り切り、その後は景気回復とともに順調に業績を拡大。2012年3月期にマンション販売戸数1,000戸に到達すると、2014年3月期には売上高、利益ともに過去最高業績を達成した。
また、財務面でも、自己資本比率は内部留保の積み上げなどにより上昇傾向をたどっており、2014年3月期には64.1%と高い水準を確保。有利子負債残高も2010年3月期以降安定的に推移している。
なお、同社がリーマンショックに伴う厳しい業界環境を乗り切れたのは、厳選された好立地を含め、収益還元法による採算性を重視した「ガーラ」ブランドの資産価値の高さ、並びに同社の財務基盤の安定性によるものと言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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(2)業績推移
FJネクスト<8935>の過去10期分の業績を振り返ると、首都圏における資産運用型マンションに対する賃貸需要、並びに購入需要の拡大に支えられて、業績は総じて順調に推移してきた。2009年3月期にリーマンショックに伴う景気後退の影響で業績のボトムを迎えたものの、大きな痛手を被った不動産業界においては比較的軽微な落ち込みで乗り切り、その後は景気回復とともに順調に業績を拡大。2012年3月期にマンション販売戸数1,000戸に到達すると、2014年3月期には売上高、利益ともに過去最高業績を達成した。
また、財務面でも、自己資本比率は内部留保の積み上げなどにより上昇傾向をたどっており、2014年3月期には64.1%と高い水準を確保。有利子負債残高も2010年3月期以降安定的に推移している。
なお、同社がリーマンショックに伴う厳しい業界環境を乗り切れたのは、厳選された好立地を含め、収益還元法による採算性を重視した「ガーラ」ブランドの資産価値の高さ、並びに同社の財務基盤の安定性によるものと言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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