FJネクスト Research Memo(4):資産運用型マンション販売戸数や賃貸管理戸数の拡大が業績をけん引
[14/09/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
(3)2014年3月期業績の概要
FJネクスト<8935>の2014年3月期の業績は、売上高が前期比30.0%増の40,500百万円、営業利益が同52.4%増の5,938百万円、経常利益が同54.5%増の5,902百万円、当期純利益が同76.3%増の3,885百万円と大幅な増収増益となり、売上高、利益ともに過去最高業績を達成した。
主力の不動産開発事業で、資産運用型マンションの販売好調により販売戸数を1,509戸(前期比335戸増)に大きく伸ばしたことが増収に寄与した。また、不動産管理事業も管理戸数が12,000戸超まで拡大し、セグメント業績は着実な伸びとなった。一方、建設事業については、厳しい受注環境を背景に減収となったものの、採算性の向上を図ったことから増益となった。旅館事業は順調に客数が伸びたことから増収となり、黒字転換した。
利益面では、不動産開発事業において土地仕入価格や建築費の高騰などにより原価率が上昇したものの、増収による固定費吸収が進んだことや、建設事業並びに旅館事業の損益改善により営業利益率は前期の12.5%から14.7%に上昇した。
一方、棚卸資産の状況については、販売用不動産が4,642百万円(前期末比1,026百万円減)に減少した一方、仕掛販売用不動産は新築物件用地の仕入れを継続的に進めた結果、16,313百万円(同5,929百万円増)と順調に積み上がった。なお、仕掛販売用不動産のうち、2014年8月時点の販売物件は以下のとおりである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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(3)2014年3月期業績の概要
FJネクスト<8935>の2014年3月期の業績は、売上高が前期比30.0%増の40,500百万円、営業利益が同52.4%増の5,938百万円、経常利益が同54.5%増の5,902百万円、当期純利益が同76.3%増の3,885百万円と大幅な増収増益となり、売上高、利益ともに過去最高業績を達成した。
主力の不動産開発事業で、資産運用型マンションの販売好調により販売戸数を1,509戸(前期比335戸増)に大きく伸ばしたことが増収に寄与した。また、不動産管理事業も管理戸数が12,000戸超まで拡大し、セグメント業績は着実な伸びとなった。一方、建設事業については、厳しい受注環境を背景に減収となったものの、採算性の向上を図ったことから増益となった。旅館事業は順調に客数が伸びたことから増収となり、黒字転換した。
利益面では、不動産開発事業において土地仕入価格や建築費の高騰などにより原価率が上昇したものの、増収による固定費吸収が進んだことや、建設事業並びに旅館事業の損益改善により営業利益率は前期の12.5%から14.7%に上昇した。
一方、棚卸資産の状況については、販売用不動産が4,642百万円(前期末比1,026百万円減)に減少した一方、仕掛販売用不動産は新築物件用地の仕入れを継続的に進めた結果、16,313百万円(同5,929百万円増)と順調に積み上がった。なお、仕掛販売用不動産のうち、2014年8月時点の販売物件は以下のとおりである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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