システムインテグレータ Research Memo(9):配当方針は業績連動型で配当性向は30%を基準
[14/12/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策について
システムインテグレータ<3826>は企業価値の向上を図るため、株主還元にも積極的に取り組んできた。配当方針は業績連動型とし、配当性向30%を基準としている。2015年2月期に関しては、通期で損失を見込んでいることから4期ぶりに無配となる見通し。2016年2月期は黒字化が見込まれるが、利益水準や内部留保金の状況なども考慮に入れながら、可能であれば早期の復配を実現したい考えだ。
また、同社は株主優待制度も導入しているが、こちらは継続していく方針だ。優待内容は保有株式に応じて、新潟の減農薬減化学肥料(特別栽培農作物)コシヒカリの新米を贈呈するというもの。100株以上2,000株未満で2kg、2,000株以上8,000株未満で5kg、8,000株以上で10kgとなる。優待の対象となる株主は、毎年8月末現在の株主名簿に記載され、かつ同年の2月末日現在の株主名簿にも同一番号で記載のある株主となる。したがって、2014年9月以降に新たに株主になったケースであれば、株主優待の権利を獲得するためには、2015年8月末まで株式を保有する必要がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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