EMシステムズ Research Memo(5):2011年3月以降は財務内容が順調に改善
[14/12/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)財務内容
EMシステムズ<4820>のバランスシートは本社ビル投資で2008年3月期に固定資産及び負債が膨張したものの、2011年3月期以降はストック型ビジネスモデルの収穫期入りと有利子負債返済で、財務内容は順調に改善している。その有利子負債は土地購入や本社ビル投資で2008年3月期末に7,531百万円に増加したものの、調剤薬局事業の売却代金を返済に充てたほか、不動産賃貸事業の安定的なキャッシュフローも有利子負債の返済に充てている。その結果、有利子負債は2010年3月期の8,056百万円をピークに、2014年3月期には4,192百万円にまで減少しており、財務リスクは以前に比べ軽減されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 馬目 俊一郎)
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