プロネクサス Research Memo(8):証券市場とともに発展、コンサルとシステムを強みに事業基盤を拡張
[14/12/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■沿革と業績推移
(1)沿革
プロネクサス<7893>の起源は、株券などを印刷する証券印刷の専門会社として1930年に創業した亜細亜商会である。戦後、亜細亜証券印刷株式会社に組織変更し、証券市場の復興とともに証券印刷需要を取り込みながら、1960年代には証券印刷のリーディングカンパニーに成長した。
1970年代には証券市場の発展とともに、重要性が認識されはじめた投資家へのディスクロージャー・ビジネスに参入し、商法(現会社法)や証券取引法(現金融商品取引法)関連事業の業容を拡大すると、上場会社のIR関連や金融商品の投資信託関連事業にも進出。証券市場の根幹をなす投資家向けディスクロージャーの仕組みをバックヤードから支えてきた。
1990年代以降はコンサルティングとシステムで事業基盤を拡張した。投資家保護の観点からディスクロージャー関連制度の改正が続いたことから、コンサルティング力の強化を図り、多様化及び高度化した顧客ニーズにも対応。また、2000年代にはEDINETなどの電子開示にいち早く対応するとともに、開示業務支援システムの提供などにより顧客の業務効率化にも貢献してきた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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(1)沿革
プロネクサス<7893>の起源は、株券などを印刷する証券印刷の専門会社として1930年に創業した亜細亜商会である。戦後、亜細亜証券印刷株式会社に組織変更し、証券市場の復興とともに証券印刷需要を取り込みながら、1960年代には証券印刷のリーディングカンパニーに成長した。
1970年代には証券市場の発展とともに、重要性が認識されはじめた投資家へのディスクロージャー・ビジネスに参入し、商法(現会社法)や証券取引法(現金融商品取引法)関連事業の業容を拡大すると、上場会社のIR関連や金融商品の投資信託関連事業にも進出。証券市場の根幹をなす投資家向けディスクロージャーの仕組みをバックヤードから支えてきた。
1990年代以降はコンサルティングとシステムで事業基盤を拡張した。投資家保護の観点からディスクロージャー関連制度の改正が続いたことから、コンサルティング力の強化を図り、多様化及び高度化した顧客ニーズにも対応。また、2000年代にはEDINETなどの電子開示にいち早く対応するとともに、開示業務支援システムの提供などにより顧客の業務効率化にも貢献してきた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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