ジャックス---カード事業のショッピング部門やクレジット事業が特に好調で増収増益
[15/02/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ジャックス<8584>は消費者信用事業を展開している信販系の大手。2008年に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の傘下に入り、業務資本提携。創業期からの事業である「クレジット事業」に加え、「カード事業」「ファイナンス事業」が中核事業であり、新事業として、子会社ジャックス・ペイメント・ソリューションズ(株)を通じて「後払い決済サービス」を展開する。一方、ベトナムとインドネシアに拠点を置き、ASEAN市場での販売金融事業にも積極的に取り組んでいる。
クレジット事業は、オートローン・住宅関連商品を中心とした、消費財等の信用購入あっせんと信用保証を行う事業である。カード事業では「ジャックスカード」を中心に、提携カードの発行も行っている。ファイナンス事業では金融機関の個人ローン保証や住宅ローン保証を手がけている。その他に、ペイメント事業として家賃保証や集金代行の取扱高拡大を推進している。また、ASEAN市場では主に二輪車・四輪車の販売金融事業を展開している。
足元の業績では、2015年3月期第3四半期(14年4-12月)連結決算が営業収益で前年同期比4.2%増の810.95億円、営業利益で同7.4%増の102.97億円、経常利益で同7.2%増の103.02億円、四半期純利益で同24.2%増の63.22億円となり好調に推移している。カード事業においてキャッシングの取扱高・営業収益が前年同期を下回ったものの、クレジット事業、カード事業、ファイナンス事業ともに営業収益を伸ばした。特に提携カード発行の強化により、新規会員数が増加したカード事業ではショッピングの取扱高は前年同期比2ケタの伸びを示した。
15年3月通期については、営業収益で前期比4.1%増の1,084.00億円、営業利益で同7.1%増の131.00億円、経常利益で同7.9%増の132.00億円、当期純利益で同21.5%増の79.00億円と、2桁の増益を見込んでいる。第2四半期決算時に公表した予想を据え置いた。カードショッピングの好調さが続くとみている。
<AK>
クレジット事業は、オートローン・住宅関連商品を中心とした、消費財等の信用購入あっせんと信用保証を行う事業である。カード事業では「ジャックスカード」を中心に、提携カードの発行も行っている。ファイナンス事業では金融機関の個人ローン保証や住宅ローン保証を手がけている。その他に、ペイメント事業として家賃保証や集金代行の取扱高拡大を推進している。また、ASEAN市場では主に二輪車・四輪車の販売金融事業を展開している。
足元の業績では、2015年3月期第3四半期(14年4-12月)連結決算が営業収益で前年同期比4.2%増の810.95億円、営業利益で同7.4%増の102.97億円、経常利益で同7.2%増の103.02億円、四半期純利益で同24.2%増の63.22億円となり好調に推移している。カード事業においてキャッシングの取扱高・営業収益が前年同期を下回ったものの、クレジット事業、カード事業、ファイナンス事業ともに営業収益を伸ばした。特に提携カード発行の強化により、新規会員数が増加したカード事業ではショッピングの取扱高は前年同期比2ケタの伸びを示した。
15年3月通期については、営業収益で前期比4.1%増の1,084.00億円、営業利益で同7.1%増の131.00億円、経常利益で同7.9%増の132.00億円、当期純利益で同21.5%増の79.00億円と、2桁の増益を見込んでいる。第2四半期決算時に公表した予想を据え置いた。カードショッピングの好調さが続くとみている。
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