ヒマラヤ Research Memo(4):スキー・スノーボード用品は本格シーズンを控え好調な滑り出し
[15/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)商品別売上動向
ヒマラヤ<7514>の商品別の売上動向について見ると、主力の一般スポーツ用品は前年同期比1.9%増の10,911百万円と伸び悩んだ。ランニング関連用品はシューズを中心に引き続き2ケタ増ペースと好調を持続したが、11月の気温が低下せず、防寒衣料や雑貨関連の売上が低調に推移した。サッカー用品も過去の大会の例からサッカーワールドカップ後の市場活性化が期待されたが、予想に反し低調に推移した。
また、従来2ケタペースで伸びていたアウトドア用品も、前年同期比7.2%増の1,103百万円と伸び率はやや鈍化した。トレッキングの新規参入層の拡大に一服感が出てきたことが要因だが、タウンユース向けにウェア関連の売上は順調に伸びている。ゴルフ用品は、ウェア関連の立ち上がりが鈍く、ゴルフクラブも価格競争が続いたが、新製品投入効果や雑貨類の品揃えを強化したことが奏効し、売上高は前年同期比5.3%増の2,693百万円となった。スキー・スノーボード用品については、冬の本格シーズンを控えて滑り出しは好調で、売上高は前年同期比20.7%増の471百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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