スター・マイカ Research Memo(6):不動産事業会社としては比較的強固なバランスシートを維持
[15/02/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)財政状況
スター・マイカ<3230>の2014年11月期の財政状況は、総資産が44,229百万円(前期末比6,683百万円増)となった。主な科目別では、販売用不動産が31,170百万円(同4,192百万円増)、インベストメント用不動産を主とする有形固定資産が10,144百万円(同2,073百万円増)などとなった。
販売用不動産の残高は、出店した関西エリアを含めて物件を積極的に取得したことから期初の計画(29,000百万円)を大幅に上回った。また有形固定資産も収益不動産を積上げた結果、前期末比では大きく増加した。これに対応して負債のほうでは、短期借入金(1年以内長期を含む)は3,838百万円(同1,341百万円減)、長期借入金は27,117百万円(同7,230百万円増)、社債は100百万円(同100百万円増)となり、有利子負債の長期化が進んでいる。
自己資本比率は26.1%となり、会社側が維持したいとしている25%を上回っており、不動産事業会社としては比較的強固なバランスシートを維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<FA>