FFRI---サイバーセキュリティ製品の販売が好調に推移
[15/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
FFRI<3692>は、サイバーセキュリティ対策製品の販売を手掛ける。スマートフォンや組込み機器のセキュリティにも強みを有する。主力製品「FFR yarai」の契約ライセンス数は順調に伸長しており、2015年3月期第3四半期末で40万弱。
コンピュータ・システムを狙う脅威は多様化・複雑化が急速に進んでいるため、FFR yaraiの機能強化に注力し、市場競争力の維持向上に取り組んでいる。また、スマートフォンを始めとするスマートデバイスに対する脅威も拡大するなか、マルウェアや不正アプリを診断するAndroid用「FFRI安心アプリチェッカー」を2014年12月にリリースした。
2015年3月期の第3四半期累計(2014年4-12月)の業績は、売上高4.30億円、営業利益0.22億円、経常利益0.08億円、四半期純利益0.04億円となった。2014年3月期は四半期決算を行っていないため、前年同期比較はないが、監査法人のレビュー前数値として公表した売上高では前年同期比62.6%増と実質的に大幅な増収となった。
2015年3月通期の業績は、売上高で前期比30.8%増の8.63億円、営業利益で同20.9%増の2.07億円、経常利益で同12.1%増の1.92億円、当期純利益で同3.2%増の1.19億円と予想している。第3四半期までの売上高進捗率が50%程度だが、同社の事業は12月から3月にかけて売上高計上が集中する傾向にあり、前年同期が40%程だったのに対して進捗率は向上しているため、業績予想に対する不安はないだろう。
<AK>
コンピュータ・システムを狙う脅威は多様化・複雑化が急速に進んでいるため、FFR yaraiの機能強化に注力し、市場競争力の維持向上に取り組んでいる。また、スマートフォンを始めとするスマートデバイスに対する脅威も拡大するなか、マルウェアや不正アプリを診断するAndroid用「FFRI安心アプリチェッカー」を2014年12月にリリースした。
2015年3月期の第3四半期累計(2014年4-12月)の業績は、売上高4.30億円、営業利益0.22億円、経常利益0.08億円、四半期純利益0.04億円となった。2014年3月期は四半期決算を行っていないため、前年同期比較はないが、監査法人のレビュー前数値として公表した売上高では前年同期比62.6%増と実質的に大幅な増収となった。
2015年3月通期の業績は、売上高で前期比30.8%増の8.63億円、営業利益で同20.9%増の2.07億円、経常利益で同12.1%増の1.92億円、当期純利益で同3.2%増の1.19億円と予想している。第3四半期までの売上高進捗率が50%程度だが、同社の事業は12月から3月にかけて売上高計上が集中する傾向にあり、前年同期が40%程だったのに対して進捗率は向上しているため、業績予想に対する不安はないだろう。
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