ソルクシーズ---第1四半期はソフトウェア開発事業で増収、通期予想は据え置き
[15/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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ソルクシーズ<4284>は28日、2015年12月期の第1四半期(15年1-3月)決算を発表。売上高は前年同期比1.9%増の26.54億円、営業利益は同7.3%減の1.18億円、経常利益は同10.3%減の1.18億円、四半期純利益は同95.8%減の0.02億円だった。
セグメント別では、主業務である「ソフトウェア開発事業」の外部顧客への売上高が、証券会社・銀行等の金融業向けSI/受託開発業務、大手自動車メーカー向けコンサルティング業務等の好調により、同1.7%増となった。また、「デジタルサイネージ事業」の外部顧客への売上高が同9.4%増に拡大した。一方損益面では、社外リソース確保のため外注費及び販売管理費が増加したこと等により、営業利益及び経常利益が減益に。また、四半期純利益は、2015年度税制改正に伴う繰延税金資産の取り崩しで法人税等調整額が大きく嵩んだことが響いた。
なお、2015年12月期の通期業績は、売上高は前年同期比9.5%増の115.00億円、営業利益は同12.8%増の6.10億円、経常利益は同10.0%減の6.00億円、最終利益は同20.3%減の3.30億円で、期初予想を据え置いている。経常利益の減益見通しは、前期に円安に伴うデリバティブ評価益などの営業外損益が加わったことからの反動などが要因。
ソルクシーズ<4284>は、ソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業を展開するシステム構築企業。金融系の業務システム構築が単独売上高の6割強で、信販、証券では20年以上の実績がある。クラウドサービスなど、ストックビジネスを強化方針。2016年12期に経常利益8.5億円が目標。
<AK>
セグメント別では、主業務である「ソフトウェア開発事業」の外部顧客への売上高が、証券会社・銀行等の金融業向けSI/受託開発業務、大手自動車メーカー向けコンサルティング業務等の好調により、同1.7%増となった。また、「デジタルサイネージ事業」の外部顧客への売上高が同9.4%増に拡大した。一方損益面では、社外リソース確保のため外注費及び販売管理費が増加したこと等により、営業利益及び経常利益が減益に。また、四半期純利益は、2015年度税制改正に伴う繰延税金資産の取り崩しで法人税等調整額が大きく嵩んだことが響いた。
なお、2015年12月期の通期業績は、売上高は前年同期比9.5%増の115.00億円、営業利益は同12.8%増の6.10億円、経常利益は同10.0%減の6.00億円、最終利益は同20.3%減の3.30億円で、期初予想を据え置いている。経常利益の減益見通しは、前期に円安に伴うデリバティブ評価益などの営業外損益が加わったことからの反動などが要因。
ソルクシーズ<4284>は、ソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業を展開するシステム構築企業。金融系の業務システム構築が単独売上高の6割強で、信販、証券では20年以上の実績がある。クラウドサービスなど、ストックビジネスを強化方針。2016年12期に経常利益8.5億円が目標。
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