ウィルグループ---前期はスマホ市場の好調を背景に増収増益、今期も増収増益を継続へ
[15/05/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
人材サービスのウィルグループ<6089>は8日、2015年3月期(14年4月-15年3月)の決算を発表した。連結業績は、売上高が前期比21.6%増の325.86億円、営業利益が同16.3%増の9.39億円、経常利益が同22.7%増の9.50億円、純利益が同42.5%増の5.47億円と2ケタの増収増益で着地した。
セグメント別でみると、主力のセールス分野の業績伸張がとりわけ大きい。スマホ市場の好調を背景に家電量販店や携帯ショップでの販売員の需要が堅調だったことから、支店の拡張や増床などで業容を拡大。同分野のセグメント利益率は、4.5%から5.3%へと伸びている。
次期(今期)は、セールス分野、コールセンター分野、ファクトリー分野のいずれも、各派遣先内でのシェア(インストアシェア)拡大を図る方針。引き続きスマホ市場の好調を背景に、通信キャリアの販売店やコールセンターに携わる人材派遣や業務請負の需要増加を予測しているほか、コンビニ向けの惣菜やスイーツの普及などを追い風に、食品工場との取引増加を狙う。また、新たな収益基盤として、医療・介護分野での人材サービスや、国内外ベンチャー投資事業の拡大にも取り組む。
進行中の2016年3月期の業績予想は、引き続き増収増益を見込んでいる。売上高が前期比20.1%増の391.20億円、営業利益が同16.5%増の10.94億円、経常利益が同15.2%増の10.94億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の6.01億円としている。
ウィルグループ<6089>は、業種に特化した人材派遣及び業務請負を行っている総合人材サービス企業。持株会社の傘下に国内4社、シンガポール3社の子会社を持つ。業種特化に加えて、「ハイブリッド派遣」という特徴的な派遣方式による独自のビジネスモデルが強み。
<AK>
セグメント別でみると、主力のセールス分野の業績伸張がとりわけ大きい。スマホ市場の好調を背景に家電量販店や携帯ショップでの販売員の需要が堅調だったことから、支店の拡張や増床などで業容を拡大。同分野のセグメント利益率は、4.5%から5.3%へと伸びている。
次期(今期)は、セールス分野、コールセンター分野、ファクトリー分野のいずれも、各派遣先内でのシェア(インストアシェア)拡大を図る方針。引き続きスマホ市場の好調を背景に、通信キャリアの販売店やコールセンターに携わる人材派遣や業務請負の需要増加を予測しているほか、コンビニ向けの惣菜やスイーツの普及などを追い風に、食品工場との取引増加を狙う。また、新たな収益基盤として、医療・介護分野での人材サービスや、国内外ベンチャー投資事業の拡大にも取り組む。
進行中の2016年3月期の業績予想は、引き続き増収増益を見込んでいる。売上高が前期比20.1%増の391.20億円、営業利益が同16.5%増の10.94億円、経常利益が同15.2%増の10.94億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の6.01億円としている。
ウィルグループ<6089>は、業種に特化した人材派遣及び業務請負を行っている総合人材サービス企業。持株会社の傘下に国内4社、シンガポール3社の子会社を持つ。業種特化に加えて、「ハイブリッド派遣」という特徴的な派遣方式による独自のビジネスモデルが強み。
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