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エイジア---16.3期はBtoC型企業向けのマーケティングプラットフォームの構築に注力

注目トピックス 日本株
エイジア<2352>は11日の引け後、2015年3月期(14年4月-15年3月期)決算を発表。売上高は前期比2.4%増の10.31億円、営業利益は同26.3%減の1.78億円、経常利益は同24.2%減の1.81億円、当期純利益は同16.7%減の1.08億円だった。消費増税の影響などで大型システムの販売が総じて低迷したことが響いた。

クラウドサービスなどストックビジネスの積み上げやメールコンテンツ提供サービスの拡大は進んだほか、コンサルティングサービスの売上は予想を上回ったが、消費増税の影響などで総じて大型システムの販売が低迷した。

なお、16年3月期の通期業績予想は売上高で前期比9.6%増の11.30億円、営業利益で同23.2%増の2.20億円、経常利益で同21.5%増の2.20億円、当期純利益で同28.6%増の1.40億円を見込んでいる。「WEBCAS」シリーズの新製品「WEBCAS マーケティングオートメーション(仮称)」の開発と、BtoC企業向けのマーケティングプラットフォームとしてのブランドを強化する方針。

エイジア<2352>は、企業向け電子メール配信システムの大手。主力製品「WEBCAS e-mail」の導入実績は1,600社以上。売上高の7割弱がクラウドサービスを中心としたストック型で、収益の安定性が高いことが強みの1つ。今後は子会社で展開するメールマガジンやWebサイト制作など周辺事業を含め、「eコマース企業の売上UPソリューション」を提供する会社として成長を目指す。



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