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三重交通ＨＤ<3232>：518円（買い気配）
買い気配。16年夏に日本で開催されるサミットが三重県志摩市で開催と決定、三重県を基盤にバス事業などを展開している同社に関心が高まる展開となっている。サミット効果による集客力の増加、開催に向けたインフラ整備の進展で人の流れが活発化するとの期待感が先行。近鉄グループ、三重銀行なども伊勢志摩サミット関連として買いが先行する展開になっている。

東京製綱<5981>：213円（前日比-12円）
売り優勢。自己株式処分による売出1522万株、オーバーアロットメントによる売出228万株（上限）の実施を発表している。調達資金は概算で38億円超、子会社への投融資、国内工場の設備投資などに充当するもようだ。売出株式数は最大で、前期末の自社株を除いた発行済み株式数の12％程度に当たる。計算上の希薄化につながるほか、当面の需給懸念の高まりにもつながる状況のようだ。

スクエニＨＤ<9684>：2917円（前日比+140円）
大幅反発。4日に配信を開始している「メビウス ファイナルファンタジー」が、週末の無料ゲームアプリランキングでトップになっているほか、セールスランキングでも4位の水準にまで上昇してきている。今後の期待感が先行する状況になっているとともに、あらためて開発力の高さなどが評価される格好にも。

マルマエ<6264>：1545円（買い気配）
ストップ高買い気配。15年8月期の通期業績予想を上方修正している。今年2月に続き2度目の上方修正となる。売上高見通しを従来の19.50億円から21.00億円（前期は15.85億円）へ、営業利益見通しを3.00億円から4.00億円（同2.67億円）へと引き上げた。主にFPD分野において売上高が想定を上回る見込みであるほか、半導体分野やその他分野においても受注が好調に推移しているという。

データセクショ<3905>：870円（前日比+150円）
ストップ高。ファイブスター投信投資顧問と共同で株価予測システムを開発したと一部メディアで報じられている。インターネット上の書き込みなどを分析し、株価が変動しそうなタイミングを調べるという。データセクショが公表したリリースによれば、このシステムをもとにファイブスターはビッグデータを活用した日本株公募ファンド「FS・DSビッグデータ活用型ロングショートファンド」を7月22日から募集し、8月20日より運用開始する。

リプロセル<4978>：736円（前日比+67円）
大幅続伸。SBIファーマと共同で腫瘍の原因となるiPS細胞を取り除く手法を開発したと報じられている。未分化のiPS細胞を移植すると腫瘍になってしまう問題があったが、同社とSBIファーマはしょうゆや焼酎などに含まれる5-アミノレブリン酸（ALA）を未分化のiPS細胞が取り込む性質を持つことを発見。ALAを取り込んだiPS細胞に特定の波長の光を当てると細胞が死滅するため、安全に取り除くことができるという。

健康ＣＰ<2928>：847円（前日比+17円）
反発。新規事業として「医薬品事業」を開始すると発表している。ヘルスケア関連市場の成長が見込まれるなか、同社の強みであるマーケティング力や販売力を活かし、医薬品を本来必要とする顧客に適切なタイミングで提供していくという。今後のスケジュールについては、6月に新会社を設立し、8月には医薬品の販売を開始する予定。また、来期以降の化粧品・サプリメントの独自開発や、時期は未定としながらも製薬事業のM＆Aも掲げている。

シュッピン<3179>：1874円（前日比+114円）
大幅反発。5月の月次情報を発表している。売上高は前年同月比43.6％増の18.45億円（4月は同37.6％増の16.02億円）、うちEC売上高は同37.2％増の9.05億円となり、増収率の伸びがポジティブ視されている。なお、Web会員数は前月比2309人増の254756人だった。EC売上高の拡大に加え、訪日外国人客が店舗売上高を大きく押し上げていることも増収に寄与しているようだ。



＜KS＞