平和不動産 Research Memo(7):最終利益で増益予想。成長基盤の構築を急ぐ
[15/06/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2)2016年3月期の見通し
平和不動産<8803>の2016年3月期の計画は、売上高385億円(前期比12.1%増)、営業利益70億円(前期比18.1%減)、経常利益50億円(前期比23.9%減)、当期純利益27億円(前期比8.2%増)となっている。売上高は不動産ソリューション事業における物件売却の増加などが寄与して増収が予想されるが、同社の過去の推移からすると低水準だ。東京証券取引所ビルの賃料減額(2015年4月から、年間約12億円の減収インパクト)の影響がひびき、営業利益および経常利益は減益となる。また、2015年3月期に多額の除却損や営業出資評価損を計上したため、当期純利益は増益となる見通しだ。2016年3月期を業績の底とし、中長期的な成長基盤の構築を急ぎたい考え。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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(2)2016年3月期の見通し
平和不動産<8803>の2016年3月期の計画は、売上高385億円(前期比12.1%増)、営業利益70億円(前期比18.1%減)、経常利益50億円(前期比23.9%減)、当期純利益27億円(前期比8.2%増)となっている。売上高は不動産ソリューション事業における物件売却の増加などが寄与して増収が予想されるが、同社の過去の推移からすると低水準だ。東京証券取引所ビルの賃料減額(2015年4月から、年間約12億円の減収インパクト)の影響がひびき、営業利益および経常利益は減益となる。また、2015年3月期に多額の除却損や営業出資評価損を計上したため、当期純利益は増益となる見通しだ。2016年3月期を業績の底とし、中長期的な成長基盤の構築を急ぎたい考え。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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