アルトナー<2163>---機械設計開発やソフトウェア開発分野の技術者の要請が大幅に増加
[15/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』7月16日放送において、アルトナー<2163>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
■事業概要
アルトナー<2163>は、機械設計開発、電気・電子設計開発、ソフトウェア開発、化学・バイオ系研究開発などの技術派遣が主力。研修を実施している「ヒューマンリソース事業本部」をはじめ、エキスパートを中心としたチームで構成される「ハイパーアルトナー事業本部」、ミドルからローエンドまでをカバーする「エンジニア事業本部」、新卒・キャリア採用と転職を見据えた「エンジニアエージェンシー事業本部」の4つの事業本部を設けている。
■特徴
同社の特徴は、いわゆる登録型派遣とは異なり、エンジニア全員を自社で正社員雇用し、独自の研修・教育プロセスを経て、顧客企業へ派遣。顧客企業の高度なニーズに応えるパートナーシップを確立している。主要取引先は、各分野をけん引するトップ企業であり、これまで400社を超える顧客企業実績を誇る。また、同社は設計・開発に特化した専門的技術サービス集団であるため、顧客企業のコアとなる開発部門の業務を推進している。そのため、高単価契約の実現が可能となる。
■主な技術サービス
主な技術サービスでは、エコカー、産業用ロボット、介護用ロボット、エネルギー管理システム、医療機器、スマートフォン・タブレット、鉄道、人工衛星、航空機、次世代半導体など幅広い。エコカー一つをとってみても、エコカー充電器の開発業務(機械設定開発)、リチウムイオン電池の開発業務(機械設計開発)、駆動用モーターの開発業務(機械設計開発)、インバーターの評価業務(電気・電子設計開発)、ブレーキ制御システムの開発・評価業務(ソフトウエア開発)など多岐にわたる。
■足元の業績
足元の業績は、2015年1月期第1四半期の売上高が前年同期比15.4%増の11.63億円、営業利益が同85.6%増の1.64億円、経常利益が同73.4%増の1.56億円、四半期純利益が同75.1%増の0.96億円だった。売上高については、技術者派遣事業において、稼働人員、技術者単価、労働工数が前年同期を上回ったことで増収。利益面では、売上高の増加に加え、稼働率が高水準で推移した影響もあって大幅な増益となっている。
■市場環境
同社を取り巻く市場環境は、主要顧客である自動車業界においては、エコカー、先進安全自動車等の開発比重の高まりにより、機械設計開発分野に加え、電気・電子設計開発分野、ソフトウェア開発分野の技術者の要請が大幅に増加。また、電気機器メーカーからの要請も引き続き堅調に推移している。
■今期見通し
15年1月期通期については、売上高が前期比3.4%増の44.33億円、営業利益が同19.6%増の4.02億円、経常利益が同18.3%増の4.04億円、純利益が同22.3%増の2.57億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は40.7%となる。
今期の配当については、現時点での業績予想等を考慮し、1株当たり前期比5円増額の年30円(中間配当15円、期末配当15円)を予定。配当性向は30.9%となる。
■株価動向
6/9高値1508円を高値に調整が続いているが、足元では1250-1350円辺りでのもち合いを形成。一目均衡表では雲上限の攻防となり、支持線として意識されている。遅行スパンは下方シグナルを形成しているが、高値水準通過してくるため、今後は実線を上放れる上方転換シグナル発生が意識されやすい。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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■事業概要
アルトナー<2163>は、機械設計開発、電気・電子設計開発、ソフトウェア開発、化学・バイオ系研究開発などの技術派遣が主力。研修を実施している「ヒューマンリソース事業本部」をはじめ、エキスパートを中心としたチームで構成される「ハイパーアルトナー事業本部」、ミドルからローエンドまでをカバーする「エンジニア事業本部」、新卒・キャリア採用と転職を見据えた「エンジニアエージェンシー事業本部」の4つの事業本部を設けている。
■特徴
同社の特徴は、いわゆる登録型派遣とは異なり、エンジニア全員を自社で正社員雇用し、独自の研修・教育プロセスを経て、顧客企業へ派遣。顧客企業の高度なニーズに応えるパートナーシップを確立している。主要取引先は、各分野をけん引するトップ企業であり、これまで400社を超える顧客企業実績を誇る。また、同社は設計・開発に特化した専門的技術サービス集団であるため、顧客企業のコアとなる開発部門の業務を推進している。そのため、高単価契約の実現が可能となる。
■主な技術サービス
主な技術サービスでは、エコカー、産業用ロボット、介護用ロボット、エネルギー管理システム、医療機器、スマートフォン・タブレット、鉄道、人工衛星、航空機、次世代半導体など幅広い。エコカー一つをとってみても、エコカー充電器の開発業務(機械設定開発)、リチウムイオン電池の開発業務(機械設計開発)、駆動用モーターの開発業務(機械設計開発)、インバーターの評価業務(電気・電子設計開発)、ブレーキ制御システムの開発・評価業務(ソフトウエア開発)など多岐にわたる。
■足元の業績
足元の業績は、2015年1月期第1四半期の売上高が前年同期比15.4%増の11.63億円、営業利益が同85.6%増の1.64億円、経常利益が同73.4%増の1.56億円、四半期純利益が同75.1%増の0.96億円だった。売上高については、技術者派遣事業において、稼働人員、技術者単価、労働工数が前年同期を上回ったことで増収。利益面では、売上高の増加に加え、稼働率が高水準で推移した影響もあって大幅な増益となっている。
■市場環境
同社を取り巻く市場環境は、主要顧客である自動車業界においては、エコカー、先進安全自動車等の開発比重の高まりにより、機械設計開発分野に加え、電気・電子設計開発分野、ソフトウェア開発分野の技術者の要請が大幅に増加。また、電気機器メーカーからの要請も引き続き堅調に推移している。
■今期見通し
15年1月期通期については、売上高が前期比3.4%増の44.33億円、営業利益が同19.6%増の4.02億円、経常利益が同18.3%増の4.04億円、純利益が同22.3%増の2.57億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は40.7%となる。
今期の配当については、現時点での業績予想等を考慮し、1株当たり前期比5円増額の年30円(中間配当15円、期末配当15円)を予定。配当性向は30.9%となる。
■株価動向
6/9高値1508円を高値に調整が続いているが、足元では1250-1350円辺りでのもち合いを形成。一目均衡表では雲上限の攻防となり、支持線として意識されている。遅行スパンは下方シグナルを形成しているが、高値水準通過してくるため、今後は実線を上放れる上方転換シグナル発生が意識されやすい。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
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