メディカル・データ・ビジョン<3902>---病院向けなど様々な新規サービスを開始
[15/08/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
メディカル・データ・ビジョン<3902>が、15年12月上期業績を10日に発表した。売上高は9.54億円、営業損失は2800万円、経常損失は3000万円、最終損失は2400万円となった(前期は四半期財務諸表を作成していない)。
新サービスとして、患者が自分自身の診療情報の一部を保管・閲覧することを目的にした病院向けサービスである「エースビジョン」を5月より開始したほか、募集病院のDPCデータを活用した医師専門転職サイト「メディリア」を6月より提供開始した。また、主として製薬会社向けのデータ利活用サービスでは、診療データ分析ツール「MDV analyzer」の利用社数が11社となったほか、新サービスとして、疫学調査支援を目的とした分析システム「MDV analyzer for Academia」を3月より、「MDVanalyzer」の簡易版である「MDV analyzer Light」を4月よりそれぞれ提供開始した。さらに、既存の診療データベースを活用し、一般医薬品メーカーや食品会社に向けた各種分析サービスも2月より新たに開始した。積極的な施策を進めた一方、新規事業に伴う積極的な人材採用や営業活動により、販売費及び一般管理費が増加したことから赤字着地となった。
なお、通期計画では、売上高は対前年比34.4%増の26.2億円、営業利益は同0.6%増の2.6億円、経常利益は同5.5%増の2.6億円、最終利益は同7.8%増の1.4億円をそれぞれ見込んでいる。
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新サービスとして、患者が自分自身の診療情報の一部を保管・閲覧することを目的にした病院向けサービスである「エースビジョン」を5月より開始したほか、募集病院のDPCデータを活用した医師専門転職サイト「メディリア」を6月より提供開始した。また、主として製薬会社向けのデータ利活用サービスでは、診療データ分析ツール「MDV analyzer」の利用社数が11社となったほか、新サービスとして、疫学調査支援を目的とした分析システム「MDV analyzer for Academia」を3月より、「MDVanalyzer」の簡易版である「MDV analyzer Light」を4月よりそれぞれ提供開始した。さらに、既存の診療データベースを活用し、一般医薬品メーカーや食品会社に向けた各種分析サービスも2月より新たに開始した。積極的な施策を進めた一方、新規事業に伴う積極的な人材採用や営業活動により、販売費及び一般管理費が増加したことから赤字着地となった。
なお、通期計画では、売上高は対前年比34.4%増の26.2億円、営業利益は同0.6%増の2.6億円、経常利益は同5.5%増の2.6億円、最終利益は同7.8%増の1.4億円をそれぞれ見込んでいる。
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