C&Gシス----上半期は2ケタ増収増益、北米での金型製造事業がセグメント黒字転換
[15/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
金型用CAD/CAMシステム開発のC&Gシステムズ<6633>は7日、第2四半期累計(2015年1-6月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比21.1%増の23.47億円、営業利益が同74.3%増の2.84億円、経常利益が同65.8%増の2.90億円、純利益が同34.3%増の2.01億円と大幅な増収増益となった。
主力であるCAD/CAMシステム等事業、および金型製造事業ともに増収増益となったなか、とりわけ北米で展開している金型製造事業において前年度下半期の受注案件が大きく貢献し、売上高が前年同期比2.6倍、セグメント損益が0.64億円の黒字(前年同期は0.08億円の赤字)と好調だった。
通期業績予想は売上高が前期比1.3%増の41.00億円、営業利益が同7.7%増の3.00億円、経常利益が同5.0%増の3.20億円、純利益が同13.3%減の2.70億円と、従来計画を据え置いた。金型製造事業では上半期に売上がシフトした反動から足元の受注動向が低調に推移、またCAD/CAMシステム等事業においても、研究開発費用の追加発生が利益を圧迫する可能性があるためだ。ただし通期計画に対する営業利益の進捗率は94.7%に達しており、過年度の四半期業績を当てはめると業績上振れが期待されよう。
同社は、国内シェア20%以上を持つ金型用CAD/CAMシステムの専業メーカーである。中長期の展望では、国内市場ではシェアアップにより売上高の増加を目指し、海外市場では海外に進出している日系企業への直接販売、ローカル企業に対しての間接販売によって市場を取り込んでいく方針。
<SF>
主力であるCAD/CAMシステム等事業、および金型製造事業ともに増収増益となったなか、とりわけ北米で展開している金型製造事業において前年度下半期の受注案件が大きく貢献し、売上高が前年同期比2.6倍、セグメント損益が0.64億円の黒字(前年同期は0.08億円の赤字)と好調だった。
通期業績予想は売上高が前期比1.3%増の41.00億円、営業利益が同7.7%増の3.00億円、経常利益が同5.0%増の3.20億円、純利益が同13.3%減の2.70億円と、従来計画を据え置いた。金型製造事業では上半期に売上がシフトした反動から足元の受注動向が低調に推移、またCAD/CAMシステム等事業においても、研究開発費用の追加発生が利益を圧迫する可能性があるためだ。ただし通期計画に対する営業利益の進捗率は94.7%に達しており、過年度の四半期業績を当てはめると業績上振れが期待されよう。
同社は、国内シェア20%以上を持つ金型用CAD/CAMシステムの専業メーカーである。中長期の展望では、国内市場ではシェアアップにより売上高の増加を目指し、海外市場では海外に進出している日系企業への直接販売、ローカル企業に対しての間接販売によって市場を取り込んでいく方針。
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