サイオス Research Memo(6):継続的な研究開発投資や新規事業の創出などで計画目標の達成へ
[15/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通し
(2)中期経営計画
サイオステクノロジー<3744>が発表した3ヶ年中期経営計画では最終年度となる2017年12月期に連結売上高12,000百万円、EBITDA500百万円を目標として掲げている。償却費が現状維持のペースであれば営業利益は400〜450百万円程度となる見込みだ。
継続的な研究開発投資、コアビジネスの競争力強化、新規事業の創出を行っていくことで、目標の達成を目指していく。売上高としては既存のオープンシステム基盤事業、Webアプリケーションの伸びを見込んでいるほか、新規事業(M&A含む)で売上高の1割以上を目指していく。新規事業としては「SIOS iQ」以外にも複数の新製品・サービスを開発中で、今後リリースしていく予定となっている。また、M&Aに関しても引き続きシナジーが見込める案件であれば前向きに検討していく方針だ。
売上高の拡大ペースに比べて利益の伸びが低く見えるが、これは研究開発費を売上比率で10%前後と今後も積極的に強化していくこと、また、「Red Hat Enterprise Linux」の利益率低下が今後も継続するとみていること、新規事業の立上げ負担を見込んでいること、などが要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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(2)中期経営計画
サイオステクノロジー<3744>が発表した3ヶ年中期経営計画では最終年度となる2017年12月期に連結売上高12,000百万円、EBITDA500百万円を目標として掲げている。償却費が現状維持のペースであれば営業利益は400〜450百万円程度となる見込みだ。
継続的な研究開発投資、コアビジネスの競争力強化、新規事業の創出を行っていくことで、目標の達成を目指していく。売上高としては既存のオープンシステム基盤事業、Webアプリケーションの伸びを見込んでいるほか、新規事業(M&A含む)で売上高の1割以上を目指していく。新規事業としては「SIOS iQ」以外にも複数の新製品・サービスを開発中で、今後リリースしていく予定となっている。また、M&Aに関しても引き続きシナジーが見込める案件であれば前向きに検討していく方針だ。
売上高の拡大ペースに比べて利益の伸びが低く見えるが、これは研究開発費を売上比率で10%前後と今後も積極的に強化していくこと、また、「Red Hat Enterprise Linux」の利益率低下が今後も継続するとみていること、新規事業の立上げ負担を見込んでいること、などが要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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