注目銘柄ダイジェスト(前場):三井住友建、ニコン、ジグソーなど
[15/10/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ライト工業<1926>:1190円(前日比+25円)
買い優勢。前日に上半期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の18億円から33億円にまで増額、前年同期比では一転して53%の大幅増益に。第1四半期は12.3億円で同2.4倍の水準となり、業績の上振れ期待は高かったものの、修正幅は期待以上との見方が多いようだ。引き続き、建設関連株の業績上振れ傾向は強い状況にある。
DMG森精機<6141>:1560円(前日比-97円)
さえない。前日には9月の工作機械受注が発表されている。業界発表の受注高は前年同月比19.1%減と2ヶ月連続での2ケタ減となる。国内に関しては27カ月ぶりの前年割れに。とりわけ、主要企業別では同社のマイナス幅が大きくなっており、ネガティブに捉えられる格好に。同社の9月受注高は前年同月比40.8%減、業界数値や主要8社の数値である同11.3%減を大きく下回っている。
新日本科学<2395>:563円(前日比+80円)
ストップ高。シンガポールの関連会社であるウェーブライフ・サイエンスが米ナスダック市場に上場することが買い材料視されている。同関連会社はDNAやRNAから作る核酸医薬品の研究開発を手掛け、同社の出資比率は優先株を含んで30%程度になるもよう。ナスダック上場に伴う含み益の拡大などが思惑視される格好のようだ。
ニコン<7731>:1491円(前日比-87円)
売り優勢。上半期営業利益は前年同期比27%減の95億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想の80億円は上回る格好だが、市場予想は10億円程度下回っている。業績回復への期待感がやや低下する流れにつながっているようだ。また、インテル関連としての位置づけも高く、インテルが設備投資計画を再度引き下げたこともネガティブ材料と捉えられる。
三井住友建設<1821>:116円(前日比-43円)
急落。基礎工事の際に地盤調査を一部で実施せず、虚偽データに基づいて工事をしていたことがわかったと報じられている。三井不動産グループが2006年に販売を開始した横浜市都筑区の大型マンションが対象のもよう。VWの排ガスデータ不正問題が世界的にインパクトを強めさせた経緯もあり、データ虚偽問題に対する警戒感・先行き不透明感は強まりやすい状況にもあるようだ。
ジグソー<3914>:12880円(前日比+1250円)
急伸。同社コンソーシアム「JIG-SAW Sales Alliance Program for D.U」に新たにアルプスシステムインテグレーション(ALSI)など7社の新規参画が決定したと発表している。このコンソーシアムでは、インターネットインフラ・システム開発・モバイルデータ通信・ビッグデータ解析・セキュリティ・M2Mなど特定領域に強みを持つ多くの企業と連携し、デジタルユニバース・IoT時代に対する多様なサービスやソリューションの提供を目指す。
コシダカHD<2157>:2097円(前日比-272円)
大幅に3日続落。15年8月期決算を発表している。営業利益は前期比2.8%増の43.94億円となり、従来予想49.46億円を下回って着地した。純利益については従来の10.1%増益予想から一転、同13.4%減の20.98億円となった。16年8月期の業績については、営業利益で同12.4%増の49.39億円と2ケタ増益を見込むものの、前期業績の計画下振れをネガティブ視した売りが先行している。
PCDEPO<7618>:859円(前日比-157円)
急反落。11月5日付でジャスダック(スタンダード)から東証1部または2部に市場変更すると発表している。ただ、同時に公募による新株式発行及び株式売出しの実施を発表しており、希薄化懸念や需給懸念が先行している。新株式発行は430万株、株式売出しは170万株、オーバーアロットメントによる売出しは90万株となる。手取概算額は最大約45.6億円で、既存店改装のための設備投資資金やシステム投資資金等に充当する。
<KS>
買い優勢。前日に上半期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の18億円から33億円にまで増額、前年同期比では一転して53%の大幅増益に。第1四半期は12.3億円で同2.4倍の水準となり、業績の上振れ期待は高かったものの、修正幅は期待以上との見方が多いようだ。引き続き、建設関連株の業績上振れ傾向は強い状況にある。
DMG森精機<6141>:1560円(前日比-97円)
さえない。前日には9月の工作機械受注が発表されている。業界発表の受注高は前年同月比19.1%減と2ヶ月連続での2ケタ減となる。国内に関しては27カ月ぶりの前年割れに。とりわけ、主要企業別では同社のマイナス幅が大きくなっており、ネガティブに捉えられる格好に。同社の9月受注高は前年同月比40.8%減、業界数値や主要8社の数値である同11.3%減を大きく下回っている。
新日本科学<2395>:563円(前日比+80円)
ストップ高。シンガポールの関連会社であるウェーブライフ・サイエンスが米ナスダック市場に上場することが買い材料視されている。同関連会社はDNAやRNAから作る核酸医薬品の研究開発を手掛け、同社の出資比率は優先株を含んで30%程度になるもよう。ナスダック上場に伴う含み益の拡大などが思惑視される格好のようだ。
ニコン<7731>:1491円(前日比-87円)
売り優勢。上半期営業利益は前年同期比27%減の95億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想の80億円は上回る格好だが、市場予想は10億円程度下回っている。業績回復への期待感がやや低下する流れにつながっているようだ。また、インテル関連としての位置づけも高く、インテルが設備投資計画を再度引き下げたこともネガティブ材料と捉えられる。
三井住友建設<1821>:116円(前日比-43円)
急落。基礎工事の際に地盤調査を一部で実施せず、虚偽データに基づいて工事をしていたことがわかったと報じられている。三井不動産グループが2006年に販売を開始した横浜市都筑区の大型マンションが対象のもよう。VWの排ガスデータ不正問題が世界的にインパクトを強めさせた経緯もあり、データ虚偽問題に対する警戒感・先行き不透明感は強まりやすい状況にもあるようだ。
ジグソー<3914>:12880円(前日比+1250円)
急伸。同社コンソーシアム「JIG-SAW Sales Alliance Program for D.U」に新たにアルプスシステムインテグレーション(ALSI)など7社の新規参画が決定したと発表している。このコンソーシアムでは、インターネットインフラ・システム開発・モバイルデータ通信・ビッグデータ解析・セキュリティ・M2Mなど特定領域に強みを持つ多くの企業と連携し、デジタルユニバース・IoT時代に対する多様なサービスやソリューションの提供を目指す。
コシダカHD<2157>:2097円(前日比-272円)
大幅に3日続落。15年8月期決算を発表している。営業利益は前期比2.8%増の43.94億円となり、従来予想49.46億円を下回って着地した。純利益については従来の10.1%増益予想から一転、同13.4%減の20.98億円となった。16年8月期の業績については、営業利益で同12.4%増の49.39億円と2ケタ増益を見込むものの、前期業績の計画下振れをネガティブ視した売りが先行している。
PCDEPO<7618>:859円(前日比-157円)
急反落。11月5日付でジャスダック(スタンダード)から東証1部または2部に市場変更すると発表している。ただ、同時に公募による新株式発行及び株式売出しの実施を発表しており、希薄化懸念や需給懸念が先行している。新株式発行は430万株、株式売出しは170万株、オーバーアロットメントによる売出しは90万株となる。手取概算額は最大約45.6億円で、既存店改装のための設備投資資金やシステム投資資金等に充当する。
<KS>