ハウスコム−第2四半期は増収増益、売上・利益ともに上場来の最高額を更新
[15/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ハウスコム<3275>は29日、2016年3月期第2四半期(15年4-9月期)の決算を発表。営業収益は前年前期比7.8%増の42.48億円、営業利益は同61.8%増の1.90億円、経常利益は同59.0%増の1.94億円、四半期純利益は同71.8%増の1.08億円となった。第2四半期としては、営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益のすべての項目で上場以来の最高額を更新した。
4-9月期は、仲介件数が前年同期比5.8%増と拡大したことで不動産賃貸仲介収入が同6.3%増になるととともに、5月からリフォーム工事を内製化したことも営業収益拡大につながった。また、上期に予定していた出店を一部下期に繰り越したことによる費用抑制効果もあり、利益も大きく増加した。
10月13日に発表した業績予想の修正では第2四半期決算のみの上方修正にとどまっていたが、今回の第2四半期決算発表でも通期予想は据え置きとしている。今期も2桁出店を計画している一方で上期は4店舗のみの出店となったことで、出店費用の負担が下期に集中することを見込んでいるため。しかし、仲介件数も堅調に推移しているほか、リフォーム工事による収益拡大も見込まれるため、保守的なスタンスといえよう。
決算発表と同時に中間配当の実施についても発表された。中間配当は前回予想通り22円を実施する。また、期末配当についても22円の予想を据え置き、年間配当は前年比7円増配となる44円となる。
<SF>
4-9月期は、仲介件数が前年同期比5.8%増と拡大したことで不動産賃貸仲介収入が同6.3%増になるととともに、5月からリフォーム工事を内製化したことも営業収益拡大につながった。また、上期に予定していた出店を一部下期に繰り越したことによる費用抑制効果もあり、利益も大きく増加した。
10月13日に発表した業績予想の修正では第2四半期決算のみの上方修正にとどまっていたが、今回の第2四半期決算発表でも通期予想は据え置きとしている。今期も2桁出店を計画している一方で上期は4店舗のみの出店となったことで、出店費用の負担が下期に集中することを見込んでいるため。しかし、仲介件数も堅調に推移しているほか、リフォーム工事による収益拡大も見込まれるため、保守的なスタンスといえよう。
決算発表と同時に中間配当の実施についても発表された。中間配当は前回予想通り22円を実施する。また、期末配当についても22円の予想を据え置き、年間配当は前年比7円増配となる44円となる。
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