テクマトリックス Research Memo(4):中期的な戦略と変革が着実に進展している裏づけとなる利益実績
[16/01/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■2016年3月期第2四半期決算
(3)利益の詳細
テクマトリックス<3762>のセグメント別の営業利益は、情報基盤事業が前年同期比15.8%増の464百万円、アプリケーション・サービス事業が52百万円(前年同期は50百万円の損失)となった。
情報基盤事業は、売上高の増加に伴う増益要因と、利益率の高い高度なサービス及び大型案件の増加が円安による輸入機器類の円建てでの値上がりというマイナス要因を補い、利益を押し上げた。
アプリケーション・サービス事業も売上高の増加と、大型案件が利益の向上に寄与した。さらに、医療分野において先行して行っているサービスのクラウド化に伴う利益の短期的な減少要因が前年同期にはアプリケーション・サービス事業全体の赤字の要因となっていたが、2016年3月期第2四半期では、具体的な数値は非公開であるものの、赤字幅が縮小した。同社はかねてから2017年3月期に同分野は黒字化するとしており、現状では計画通りの進展となっていると考えられる。
利益に関しても、中期経営計画の戦略と、「次世代のITサービスクリエーター」および「次世代のITサービスプロバイダー」への変革が着実に進んでいることが裏付けられる結果となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)
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(3)利益の詳細
テクマトリックス<3762>のセグメント別の営業利益は、情報基盤事業が前年同期比15.8%増の464百万円、アプリケーション・サービス事業が52百万円(前年同期は50百万円の損失)となった。
情報基盤事業は、売上高の増加に伴う増益要因と、利益率の高い高度なサービス及び大型案件の増加が円安による輸入機器類の円建てでの値上がりというマイナス要因を補い、利益を押し上げた。
アプリケーション・サービス事業も売上高の増加と、大型案件が利益の向上に寄与した。さらに、医療分野において先行して行っているサービスのクラウド化に伴う利益の短期的な減少要因が前年同期にはアプリケーション・サービス事業全体の赤字の要因となっていたが、2016年3月期第2四半期では、具体的な数値は非公開であるものの、赤字幅が縮小した。同社はかねてから2017年3月期に同分野は黒字化するとしており、現状では計画通りの進展となっていると考えられる。
利益に関しても、中期経営計画の戦略と、「次世代のITサービスクリエーター」および「次世代のITサービスプロバイダー」への変革が着実に進んでいることが裏付けられる結果となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)
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