ミロク情報サービス Research Memo(7):新規事業である事業再生支援サービスに対する成長期待が高まる
[16/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株価バリュエーション比較
ミロク情報サービス<9928>の株価バリュエーションについて、ERPシステムベンダーのほか、財務・会計システムを提供する同業12社で比較した。同社の株価は2014年末の600前後の水準から現在は850円前後と約40%上昇しており、同期間における日経平均株価が13%の上昇、同業12社の単純平均が約35%の上昇であったことからすると、好パフォーマンスだったと言える。
これはマイナンバー制度関連として注目されただけでなく、業績が順調に拡大していることや、新規事業である事業再生支援サービスに対する成長期待が高まったことなども要因として挙げられる。
2015年11月30日時点での株価指標を同業他社と比較して見ると、予想PERや実績PBRは12社平均に対して、依然低い水準となっている。収益性に関しては、ROEやROAはいずれも平均よりも高い水準となっていることを考えれば、依然割安感が残っていると考えられる。
同社の業績が過去最高益を更新中であり、今後も持続的な成長拡大が見込まれること、投資指標として重要指標に位置付けられるROEの水準が10%以上を維持していること、新規事業となる事業再生支援サービスが今後収益に貢献してくることなど、評価すべき点は多いと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
ミロク情報サービス<9928>の株価バリュエーションについて、ERPシステムベンダーのほか、財務・会計システムを提供する同業12社で比較した。同社の株価は2014年末の600前後の水準から現在は850円前後と約40%上昇しており、同期間における日経平均株価が13%の上昇、同業12社の単純平均が約35%の上昇であったことからすると、好パフォーマンスだったと言える。
これはマイナンバー制度関連として注目されただけでなく、業績が順調に拡大していることや、新規事業である事業再生支援サービスに対する成長期待が高まったことなども要因として挙げられる。
2015年11月30日時点での株価指標を同業他社と比較して見ると、予想PERや実績PBRは12社平均に対して、依然低い水準となっている。収益性に関しては、ROEやROAはいずれも平均よりも高い水準となっていることを考えれば、依然割安感が残っていると考えられる。
同社の業績が過去最高益を更新中であり、今後も持続的な成長拡大が見込まれること、投資指標として重要指標に位置付けられるROEの水準が10%以上を維持していること、新規事業となる事業再生支援サービスが今後収益に貢献してくることなど、評価すべき点は多いと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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